ハースF1チームの開発ドライバーを務めるサンティノ・フェルッチが、残りのシーズンをトライデントからF2に参戦することが発表された。アメリカ出身のサンティノ・フェルッチは、今シーズン、DAMSからGP3の開幕3戦を戦っていたが、今週末のハンガリーからはトライデントからF2に参戦することになった。
トライデントは、ナビル・ジェフリとセルジオ・カラマサスというラインアップで今シーズンをスタートしたが、カラマサスがRapexへと移籍。レッドブル・リンクではラフェエレ・マルチェロ、シルバーストンではカラム・アイロットを起用していた。そして、ハンガリーを前にトライデントは、サンティノ・フェルッチがナビル・ジェフリのチームメイトを務めることになったことを発表した。「我々は、FIA F2シーズンの最後の5ラウンドのためにチーム・トライデントとサンティノ・フェルッチとの合意を発表できたことを本当に誇りに思っている」とトライデントのチーム代表ジェコモ・リッチは述べた。「彼は昨年11月にアブダビで行われた総合的なポストシーズンテストで我々のGP3シリーズのマシンの一台をテストする機会があった」「当時、彼はチームスタッフに感銘を与えていたし、常にトップ5に彼の名前を維持し、素晴らしい結果をもたらしていた」「彼は、GP3シリーズのテストでトップに立ったブダペストでF2デビューを果たす」「サンティノにはF2カーに素早く適応するために必要なあらゆるスキルがあると確信している」現在、トライデントは2ポイントの獲得でチームランキング最下位。今シーズンここまでバクーのフィーチャーレースでセルジオ・カラマサスが9位入賞を果たしただけとなっている。来週のF1ハンガリーテストでハースのF1テストを担当するサンティノ・フェルッチは、GP3で3ラウンドを終えて14位につけていた。