ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、高速化した2020年F1マシンではライバルに追従してオーバーテイクするのがさらに困難になると考えている。F1は2021年にレギュレーションを変更し、ドライバー同士がより容易にバトルができるように特別に設計されたマシンコンセプトを採用する。しかし、今年は昨年からレギュレーションにほぼ変更点はなく、2020年F1マシンは高速化している。
ダニエル・リカルドはレギュレーションの安定性によってオーバーテイクの状況はさらに悪化したと考えている。「安定したレギュレーションによって乱気流はさらに悪化した」とダニエル・リカルドは Speed Week に語った。「今年、僕たちはマシンさらに多くのダウンフォースを備えている。速くなったことで、より多くの汚れた空気を作り出している。誰かの後ろにいるとき、それをはっきりと感ることができる」「スペインのようなトラックでは、追従するのは非常に難しいだろう。すべてが悪化している」