F1は、2021年から現在の“パワーユニット”の一部である内燃エンジンの開発を凍結することを検討している。現状、F1のエンジンルールは2025年まで安定していると考えられている。しかし、開発コストの高騰により、それまでにパワーユニットの電気パーツ以外の開発が凍結される可能性があると報じられている。
最初のステップとして、ベンチテスト時間の制限が挙げられている。メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは「それはコストを5%削減することになるだろう。良い最初の一歩だ。だが、もっと削減する必要がある」と Auto Motor und Sport にコメント。トト・ヴォルフは、内燃エンジンの開発凍結が次のステップになるだろうと語る。「パワーユニットの電気パーツの開発を続けていけば、サステナビリティは向上していくはずだ」とトト・ヴォルフは語る。現在、MGU-Kはパワーユニットの総出力の20%を供給しているが「それを50%に増やすことを想像できる」とトト・ヴォルフは付け加えた。
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