FIAは、Tウィングのたわみ問題にF1スペインGPからテコ入れを行う。今年、レギュレーションの抜け穴によって生み出されたTウィングはマシンの外観を損なうとして不人気。また、Tウィングは“たわみ”も問題となっており、開幕戦ではハースが補強を指示されている。
F1中国GPでは、フリー走行中にバルテリ・ボッタスのメルセデスのTウィングが外れるというトラブルがあり、レース中にはフェラーリのTウィングのたわみが目立った。Auto Motor und Sport は、FIAが来月のF1スペインGPでたわみの最大値を導入する予定だと報道。FIAは、将来的にTウィングとシャークフィンを禁止にする計画であり、F1の新たな競技責任者であるロス・ブラウンもそれを支持している。シャークフィンに関しては、シーズン前にレッドブルが美的な理由で禁止を求めている。しかし、Auto Motor und Sport は、現在、チーム間でシャークフィンの存続を望んでいるのはレッドブルだけだと報道。「当時、彼らはフィンを取り除くことで、それほど強くないチームに損害を与えることを望んでいた」「しかし、現在、レッドブルはフィンから利益を得ている」
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