2017年のF1マシンは『ハロー』型のコクピット保護システムを採用することに決定したようだ。Auto Motor und Sport によると、金曜日にモナコのホテル ノボテルでFIAとF1チームの技術代表による5時間に及ぶ会議が行われてハローの採用が決定したという。木曜日にモナコで行われたフリー走行1回目に排水溝の蓋が外れてジェンソン・バトンのマシンに直撃するという事故が発生していた。
マクラーレン・ホンダのチームメイトであるフェルナンド・アロンソは「我々はドライバー全員のために可能な限りリスクを最小限にしていかなければならない」 と RLT に述べていた。フェラーリは今年3月のバルセロナテストでカーボン製の“ハロー”を実車テストしているが、実際にはチタン製となり、ヒンジで開閉可能なカタチになるという。しかし、レッドブルが考案した“エアロスクリーン”の方がピットレーンでは支持されており、2018年以降にハローに代わって採用される可能性もあるとみられている。
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