2013年もF1マシンの段差ノーズは消えないかもしれない。今年、マクラーレンとマルシャを除く全てのチームが、安全性を理由に改訂されたレギュレーションによる産物である段差ノーズを採用している。今週、FIAのチャーリー・ホワイティングが、今年のマシンの外観に関する「ファンの不満に気づいている」と述べ、段差ノーズの廃止が検討されていると報じられた。
しかし、 Auto Motor und Sport は、チャーリー・ホワイティングとF1チームのテクニカルディレクターとの間で状況が議論されたが、2013年のために提案された解決策は義務的なものではないと報じている。同誌によると、F1チームは“構造的に無関係”なカバーやレイヤーで“段差”を滑らかにすることを許可されるだけだという。ジャーナリストのトビアス・グラナーは、F1チームはその提案に乗っかることはないだろうと主張。「段差に慣れなければならないのは間違いないだろう」とザウバーのデザイザーを務めるマット・モリスは同意。「来シーズンも同じままだと思う」関連:2012年F1マシン、なぜ段差ノーズがトレンドに? - 2012年2月5日