アルピーヌF1のドライバーであるエステバン・オコンが、今週末のラリー・モンテカルロのオープニングの2つのスペシャルステージにアルピーヌ A110Sで出走することになった。エステバン・オコンにとってはラリー初体験となり、A110Sの走行に関しては、昨年のF1アイフェルGPの週末にニュルブルクリンク・ノルドシュライフェでのデモ走行以来、初めての本格走行となる。
F1と同じカーナンバー31のアルピーヌ A110Sで出走するエステバン・オコンは、木曜日の朝に公式VIPコースカーでシェイクダウンを行い、その後、世界ラリー選手権の開幕戦のSS1とSS2に参加する。エステバン・オコンは「モンテカルロは初めてだ。伝説的なイベントであり、モータースポーツのカレンダーの宝石だ。その一部になることが特別なものになるかを分かっている」とコメント。「美しいアルピーヌA110Sを運転するのを楽しみにしている。10月に3周のノルドシュライフェでA110を初めて味わった。あの日は素晴らしかった。運転するのがとても快適で機敏だ。タイトなヘアピンと峠でのこのような挑戦のために生まれた車だ」「ラリーは僕にとってずっと夢だったし、モンテカルロでA110Sを運転することは、今年を始めるには素晴らしい方法です。」フランスのメーカーであるルノーは、新CEOのルカ・デメオによるオーバーホールの一環として、モータースポーツの焦点をアルピーヌ・ブランドに移しており、ラリー・モンテカルロでのエステバン・オコンの出走は、F1チームの新しいアイデンティティを含むブランド推進の最初の活動となる。アルピーヌは、ラリー・モンテカルロで長い歴史を持っており、1969年にジャン・ビナティエとコ・ドライバーのジャン・フランソワ・ヤコブが3位でフィニッシュして最初の表彰台を獲得。1971年にはアルピーヌ A110で1-2-3フィニッシュを果たして初勝利を果たしている。また、1973年のFIA世界ラリー選手権の第1回大会ではジャン=クロード・アンドリューとミシェル・ペティーが優勝している。アルピーヌはラリー・モンテカルロでRGTクラスに参戦し、セドリック・ロベール、エマニュエル・ギゴー、フィリップ・バッフォン、ピエール・ラグ、ラファエル・アスティエがA110カーを運転する。
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