エステバン・オコンは、2019年のF1グリッドを外から眺めることになるかもしれないが、同世代のピエール・ガスリーとシャルル・ルクレールは開幕時から勝利を争うことになると予測しており、新世代のドライバーのための道を切り開いてくれるだろうと考えている。トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは、2019年にダニエル・リカルドの後任としてレッドブル・レーシングに昇格。シャルル・ルクレールは、キミ・ライコネンの後任としてフェラーリでF1を戦う。
フォースインディアのF1シートを喪失することにあるエステバン・オコンは、まだ2019年にウィリアムズでレースをする可能性は残されている。ウィリアムズは2019年のドライバーとしてジョージ・ラッセルとの契約を発表したが、2つ目のシートはまだ資金や物々交換を求めている。それにも関わらず、エステバン・オコンは彼と同世代のドライバーたちに大きな期待を抱いていると Sky F1 に語った。「シャルルは来年タイトルを争うと確信している。少なくとも、僕はそうなっても驚かない」とエステバン・オコンはジュニア時代のライバルであるルクレールに言及。「彼がとても優れた才能を持っていることは最初からわかっていた。彼は最速のドライバーのひとりだった。来年彼がそれを示すのは間違いないだろう」ジュニア時代のライバルであるピエール・ガスリーに関しても同じ気持ちだとエステバン・オコンは語る。「ピエールとシャルルは勝利や表彰台を争うことになるだろう。F1のメンタリティは若手ドライバーでもその仕事ができるという見方に変化していくかもしれない」2019年はマックス・フェルスタッペンを加えて、トップ3チームの6人のドライバーのうち3人が23歳以下となり、それは今後10年のF1の新しい才能のある世代の幕開けを示すことになるかもしれない。エステバン・オコンの将来を握っているメルセデスのトト・ヴォルフは、エステバン・オコンは2020年に“良いクルマに乗る”ことを保証しており、メルセデスのドライバーとして上記の3人に加わることになるかもしれない。