2019年にルノーへの移籍が噂されているエステバン・オコンだが、F1での将来について不安はないとし、自分のキャリアについてはメルセデスのプランを完全に信頼していると述べた。メルセデスの育成ドライバーであるエステバン・オコンは、2016年の第13戦ベルギーGPでマノーからF1デビュー。翌年からフォース・インディアでフル参戦し、デビュー以来27戦を連続完走するなど、素晴らしいパフォーマンスをみせている。
メルセデスは、エステバン・オコンを将来のワークスチームのドライバーとして見据えており、2019年はより経験を積ませるためにいルノーへの移籍を模索していると報じられている。エステバン・オコンは、自分の将来について語られていることは励みになるが、今シーズンはフォース・インディアで最善の仕事をすることに集中したままだと強調する。「人々が自分について話してくれるのは常に素晴らしいことだ。コース上でやっていくことに彼らが満足してくれているということだからね」とエステバン・オコンはにコメント。「いずれわかることだ。現時点では自分の将来については心配していない。まだここでやるべきことはたくさんあるし、大きな仕事が残っている。僕たちは(コンストラクターズ選手権)4位に入らなければならない。それは大きな挑戦だ」「コース上で良い結果を出していれば、常に多くの噂があるものだし、そうなっているのはいいことだと思っている」エステバン・オコンは、来年どこでレースをするかに関わらず、メルセデスとの契約下にあることを認め、それは今後も続いていくと述べた。「メルセデスが僕のキャリアを管理してくれているし、それは非常に長い間続いていくことになるだろう」とエステバン・オコンは語った。メルセデスは、2019年もルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスの残留を発表しており、エステバン・オコンの2019年のメルセデス移籍はなくなった。来季もトップ3チームの顔ぶれはほぼ変わらないとみられている。エステバン・オコンは、メルセデスの決定を信頼していると強調しつつも、若手ドライバーがトップチームにステップアップを果たすためには、若手ドライバーでもすぐに活躍できるという風に認識を変えていく必要があると考えている。「メルセデスには、ドライバーがどこに行くべきか、何をするべきかを決定する非常に才能のある人々がいると思う。彼らはそれを選択することにおいて非常に優れている。彼らは成功を収めてきているしね」「でも、様子を見てみるつもりだ。シャルルがフェラーリに移籍すれば、彼はうまくやれると思うし、若手ドライバーでもトップを走れることを証明するかもしれない」「でも、きちんとした裏付けがない限り、そこからは抜け出すことはできないだろう」