バーニー・エクレストンは、火山噴火によってスペインGPがキャンセルになることはないと主張している。アイスランドの火山灰がもたらした旅行の混乱により、すでに今週末に日本で開催予定あったMotoGPシリーズがキャンセルさせることが発表されている。またUEFAは数日以内に判断を下すとしており、22日のアトレティコ・マドリード対リバプール、ハンブルグ対フルハムのサッカーの試合は中止になる可能性も囁かれている。
幸いにもF1は、中国GPからスペインでのヨーロッパシーズン開幕戦まで3週間の休みがある。しかし、F1マシンを含めた何100トンもの機材を輸送するジャンボジェット6機はまだ中国空港で足止めされており、チームのファクトリーにいつ器材が戻ってくるのか予想できない状態となっている。プライベート・ジェットで上海入りしたもののヨーロッパに戻れずにいるバーニー・エクレストンは「一番な懸念はエンジンを戻すことだ。チームはエンジンの作業する必要があるからね」とタイムズ紙にコメント。「しかし、すべてうまくいくと信じている」「スペインGPは開催される。ただどこで開催するのか決まっていないだけだよ」とジョークで語ったエクレストンは、代替案は「自殺」であるとつけ加えた。「スペインGPがキャンセルされることはない。もちろん、これは誰にとっても問題だが、全員が帰国できるような方法を見つけるだろう」F1のスタッフの移動は、高価であるとしてもさほど問題ではない。フェラーリやマクラーレンなどの数チームは、20日か21日にスペインへのチャーター機を準備しており、スペインに飛ぶことになっている。まt、あスタッフは空港からバスでそれぞれのチーム本部に戻る予定である。またドバイ、あるいはアメリカまで飛び、そこから空路で欧州へ戻る方法をお探しているF1スタッフもおり、上海のパドックでは、シベリア鉄道を使うという案まで出ていた。
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