バーニー・エクレストンは、F1とのハイネケンの関係が、自分のソーシャルメディアへの目を覚まさせることになると感じている。オランダのビール醸造会社ハイネケンは、F1のグローバルパートナーとして4年半の契約にサイン。手始めに9月のF1イタリアGPでタイトルスポンサーを務める。
長年にわたってUEFAチャンピオンズリーグやラグビー・ワールドカップのプロモーションを行ってきたハイネケンの強みのひとつは、ソーシャルメディアを含めたデジタル系のプラットフォーム。そこはF1が開拓に苦労している部分でもある。「ハイネケンがやってくる前でさえ、私はソーシャルメディアに少し興味を持ち始めていた」とバーニー・エクレストンはコメント。「だが、彼らはソーシャルメディアに対して私を目覚めさせてくれるだろう。これまで私は多くの告知をしてこなかったし、人々がそれをすることになると言うのを信じていなかった。なので、様子を見てみるつもりだ」「だが、彼らがF1にフレッシュなアイデアをもたらすのは確かだ」バーニー・エクレストンは、ハイネケンがF1で正しいメッセージを促進すると信じている。「我々は大きなブランドを引きつけるのが好きだ。ハイネケンはその最大のブランドのひとつだ」「彼らは我々の他のブランドにとってもいいし、お互いに助け合うことになる」「我々と一緒に参加することを望んだ他の飲料会社があったが、我々はノーと言った。しかし、ハイネケンは信頼できる人々だ」「同時に彼らは飲酒運転が良くないことを理解している。彼らはそれについて真剣だ。彼らは人々が飲酒運転をしないように活動している」ハイネケンのF1への進出は、マス市場のブランドの参入の可能性をさらに広げる機会でもある。「潜在的な新しいスポンサーが誰であるかによる」とバーニー・エクレストンは付け加えた。「大きなブランドだからといって、F1に良いというわけではないだが、ハイネケンの参入は良いメッセージだ」関連:ハイネケン、F1とのスポンサー契約を正式発表