バーニー・エクレストンは、現在のF1のルールプックがトヨタのような自動車メーカーのF1参戦を思いとどまらせていると考えている。バーニー・エクレストンは解決策は至ってシンプルだと考えている。「この憎きルールブックを引き裂いて、もう一度やり直せばいい」とバーニー・エクレストンは Guardian に述べた。
バーニー・エクレストンは、問題に対して“不介入”に徹し、完全に民主的なアプローチにこだわるFIA会長のジャン・トッドとの見解の相違だと考えている。ジャン・トッドとは正反対の前任者マックス・モズレーを意識してか、バーニー・エクレストンは「誰でも構わないが、ライトのオンとオフを切り替えられる者が必要だ」とコメント。「だが、いずれはそうなる。我々が起こしてみせる」とバーニー・エクレストンは変化の必要性を強調した。事実、次の大きなシフトは目の前に迫っているかもしれない。10日(金)にメキシコシティーで開かれる世界モータースポーツ評議会にF1の目は集まっている。しかし、バーニー・エクレストンが心から願うようなエンジンルールの全廃はかなわないだろう。現在の複雑なルールがトヨタのような自動車メーカーを遠ざけているとバーニー・エクレストンは考えている。「トヨタを見なさい。もしかしたら、彼らはF1復帰に関心を持っているかもしれない」「だが、今のパワーユニットである限り、戻ってくるはずがない。始める前から問題を抱えるのは目に見えているのだからね。フェラーリでさえ困っているのだから、チャンスなどあるはずがないだろう?」
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