バーニー・エクレストンは、現在のF1エンジン形式への反対運動を諦めるつもりはないようだ。 バーニー・エクレストンは11日(木)に記者団と懇親会を開催。2016年に大音響の“自然吸気(NA)”エンジンをF1に復活させる提案を18日(木)のストラテジーグループのミーティングで提示すると明かした。考えているのはV8かV10かと質問されたバーニー・エクレストンは、F1チームとマニュファクチャラーを指し「それは彼ら次第だ」と答えた。
バーニー・エクレストンは、騒音の少ないエネルギー回生ターボを放棄することは後退だとする議論に対抗するために、2016年のF1エンジンを“ハイブリッド”と呼び、KERSを搭載すれば良いと述べた。また、それではホンダやメルセデスのような自動車メーカーが撤退してしまうとのではという見解には、むしろ「彼らにとってはNAを製造し、1,000馬力まで開発する方が夢みたいなものではないか」と述べた。 また、フォルクスワーゲンを遠ざけてしまう可能性があることも問題ではないかとの質問には「彼らは十分な機会があったにも関わらず、これまでそれほど熱心に参入しようとはしてこなかった」とその重要性を否定した。 さらにバーニー・エクレストンは、ジャン・トッド会長が最近、契約によって“権利を売り渡した”ため、FIAでさえ自分たちの障害にはならないと述べた。「我々のストラテジーグループはそれを購入するために年間4,000万ドル(約47億5,000万円)の貢献をした」 「彼らは、この新しいグループが正しい形で設立できるようにと権利を売却した」
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