バーニー・エクレストンは、F1をデジタル化の流れに乗せることに同意した。フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、“若い世代”は“1時間半もかけてレース全てを見る”ことを好まないからとし、バーニー・エクレストンにインターネットを受け入れるよう促していた。Bloomberg によると、F1公式サイトの人気は、主なライバルスポーツの中で39位にすぎないという。ランキングでは、エジプトサッカーやアメリカのショープロレスにも負けている。
これまでバーニー・エクレストンは、独占的なテレビ放映権による巨大な収益源を守るためF1のネット化に抵抗を続けてきた。しかし、そのようなF1のメディア戦略は、早ければ今年6月にもモデルチェンジが行われるという。同紙によると、新しいウェブサイトが立ち上げられ、会員限定の動画オプションを提供する“アプリ”が登場するという。現在の動画コンテンツは、音楽をつけたわずか3分間のレースハイライトしかないが、そこが改善されることになる。「新しいアプリを計画している。そこそこの規模のプロジェクトだ」とバーニー・エクレストンは認めた。「適切なものにしようと努力している」それでもやはり、バーニー・エクレストンは、新しい“アプリ”は有料だとし、F1放送の“主軸”はテレビだと警告した。「ただではやらない」
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