F1オランダGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。2024年のF1世界選手権 第15戦 オランダGPの決勝が8月25日(日)に行われた。ランド・ノリスが、22秒の大差をつけて地元のヒーロー、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)のザントフォールト4連覇を阻止し、自身2勝目を挙げてマクラーレンの強さを証明。3位にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)が入った。
1位:ランド・ノリス(マクラーレン)「最高に気持ちいい! ペースが非常に良く、今日は車が信じられないほど良かった。快適に走ることができ、プッシュしてマックス・フェルスタッペンを追い越すことができた。そこからはただ突き進むだけだった。正直言って、とても簡単なレースだった。それでもタフだったが、とても楽しかった。このような素晴らしいマシンを届けてくれたファクトリーの皆と、完璧な週末を実行してくれたチームの皆に感謝する。2勝目を挙げた。もっと勝ちたいね」2位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)「今日のレースはスタートがうまくいって前に出ることができた。しかし、その後オーバーテイクされてからは、ランド・ノリス(マクラーレン)に追いつけるペースはなく、自分のレースをコントロールすることに集中していた。この週末を通してマシンのバランスが難しく、ペースも足りず、タイヤのマネジメントにも苦戦した。ベストを尽くしたが、ノリスとの間に大きなギャップができてしった。僕たちにとってベストな週末とはならなかったため、今後どう改善できるかを分析したいと考えている。簿記うにとって200回目のレースを母国で走れてうれしかった。これまでのレースはあっという間だったが、将来この瞬間を振り返って誇りに思うだろうと考えている。母国のファンの皆さんの前でレースができたことはとてもすばらしかったが、勝ってお返しができずに残念だ」3位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「3位で満足だと言うことはあまりないけど、今日はチームが難しい週末を乗り越えてくれたことにとても満足している。FP1からすべてのセッションで苦労したが、最も重要な場面でうまくまとめあげることができた。必要なペースを見つけ、完璧な戦略を実行し、ライバルたちをアンダーカットし、後方に抑え続けた。シーズン後半をこのようにスタートできたことは素晴らしい気分だ。次はホームレースのモンツァだ。 僕らのティフォシを誇りに思ってもらえるよう全力を尽くすよ」4位:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)「チームにとっては素晴らしいポイント獲得、特にランドの勝利は素晴らしいが、僕としては少し残念だ。良い進歩は見られたが、予想以上にペースの良かったフェラーリの後ろのダーティエアの流れに引っかかってしまい、自分の側のポイントを最大限に活かすことができなかった。しかし、僕たちの車は速いので、次のシーズンはかなり楽しくなりそうだ。今から楽しみだ」5位:カルロス・サインツJr.(フェラーリ)「週末のスタートが非常に難しかったことを考えると、このようなポジティブなレースができるとは思ってもみなかったので、これは良い結果だ。 コース上での素晴らしい追い越しや速いペース、特に前の車を追い越してからはハードタイヤで、終始非常に堅実なレースができた。シャルルも素晴らしい日曜日を過ごし、チームの皆も喜んでいる。モンツァでは間違いなく最高の気分で臨めるだろう。ティフォシの前でレースができるのが待ちきれない!」ランド・ノリス(マクラーレン)6位:セルジオ・ペレス(レッドブル)「スタートはよかったが、第1コーナーでシャルル・ルクレール(フェラーリ)に追い抜かれてしまった。序盤はうまくいっていたものの、その後ペースが上がらず、他のマシンから引き離されてしまった。レースを通してハードタイヤでのグリップとバランスに苦戦した。課題は多くあるが、マシンの問題を理解することに関しては前進できた週末だったと思うので、ここから積み上げて改善していきたい。また、ここは追い風のコーナーが多く、他のマシンより苦戦した。次戦のイタリアGPのモンツァ・サーキットは違うタイプのサーキットなので、よりポジティブなレースになると思っている。根幹にある問題を解決するために、引き続き集中して改善に取り組む。特にレース中、どこでペースを失ってしまったのかを解析しなければならない。次戦では速さを取り戻せるよう願っている」7位:ジョージ・ラッセル(メルセデス)「今日のレースは奇妙なレースだった。僕たちにはペースがなく、それは3種類のタイヤコンパウンドすべてに共通していた。かなり滑りやすく、高いデグラデーションに苦しみ、徐々に後退していった。土曜日は比較的速かったので、その理由を理解しなければならない。サーキットによってパフォーマンスは異なるが、過去6レースでは常に上位に食い込んできた。だから、これは例外的なことだと確信している。今日、僕たちがライバルたちよりも遅かった理由を解明するために、すぐに作業に取り掛かるつもりだ。次のレースは来週末のモンツァで、そこでより良い結果を出せるよう全力を尽くす」8位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「今日はダメージを最小限に抑えることがすべてだと分かっていた。何とかポイント圏内まで挽回することができたが、結局、今日はそれ以上のポジションを争うだけのペースはなかった。もし昨日の予選で良い結果を出せていたら、状況は少し違っていたかもしれない。何台か追い越せたのは楽しかったし、最初のスティントでソフトタイヤを使うことができた。前進できたのは良かったが、土曜日の予選がもっとうまくいっていれば、もっと多くのポイントを争うことができたはずなので、少し残念だ。戦略的には、1ストップで最後まで走りきることを考えていた。しかしハードタイヤでロックアップしてしまったため、2ストップに切り替えることになった。最後にファステストラップでポイントを失ったのは残念だが、もっと早くからもっと速く走るべきだった」9位:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)「今日はとても楽しいレースだったし、ポイントを獲得できたことはいつも嬉しい。金曜日からチームとして進歩したことにとても満足しているし、最終的には、トップ4のチームに次ぐ2番目のチームとしてレースを終えることができた。スタートでターン1のアウト側からフェルナンド(アロンソ)とランス(ストロール)を追い抜いた。これはレースに大きく貢献した。トラックポジション...
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