2020年に復活するF1オランダGPの主催者は、5月上旬の開催は避けたいと要求している。ザントフォールトで35年ぶりに復活するF1オランダGPは、バルセロナでのF1スペインGPと代わって開催されると予想されており、ヨーロッパラウンドの開幕となる5月上旬のスロットに組み込まれると考えられている。
しかし、オランダにとって5月上旬は第二次世界大戦で命を落とした兵士や一般市民を悼ぶオランド戦没者追悼記念日(5月4日)とナチス・ドイツの支配から解放されたことを祝う解放記念日(5月5日)が控えている。その周辺では同国各地でイベントが開催され、ザントフォールトは衝突を避けるために別の週末のグランプリ開催を望んでいる。サーキットディレクターを務め Robert van Overdijkは「我々にとってセンシティブな日々であり、できれば避けたいと思っている」 と NH News にコメント。「決定するのはFOMなので、我々には純粋に助言的な役割しかない。だが、FOMはこの種の議論にセンシティブだと思っている」「翌年と翌々年は問題なく組織されると思っている」