F1ドライバーは、F1バーレーンGPのロマン・グロージャンの恐ろしいクラッシュのリプレイ映像を何度も繰り返して放送したF1を批判した。レースはオープニングラップから波乱。ロマン・グロージャン(ハース)がダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)と接触した反動でガードレールに突っ込む。マシンは前後に真っ二つに分断されて炎上。幸いにもグロージャンは炎の中を無事に脱出。命に別状はなかった。
この事故によってレースは1時間以上にわたって赤旗中断となったが、その間に事故のリプレイ映像が何度も放送された。ダニエル・リカルドは“F1に嫌悪感と失望感を感じた”と認め、決定を激しく非難した。「グロージャンの事件が何度も放送されたことは、彼の家族にとって、僕たちの家族全員にとって、本当に無礼なことだし、配慮にかけている」とダニエル・リカルドは語った。「僕たちは1時間後に再びレースをすることになっていた。テレビを見るたびに火の海と真っ二つなった彼のマシンが映し出された。エンターテインメントのためだったし、彼らは僕たち全員の感情を弄んでいる」バルテリ・ボッタスもダニエル・リカルドの意見に同意する。「何が起こったのかを見たかったので一度見たけど、それ以上は見たくなかった。でも、どこに行っても再び映し出されていた」とバルテリ・ボッタスは Ilta Sanomat に語った。4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは次のように説明した。「自分の部屋に行った。あまり事故を見たくなかった」とセバスチャン・ベッテルは語った。「あのような火事の映像を見たいという人は多いと思うけど、これは人の話だ。そんな事故をテレビで放映するべきではないと思う」
全文を読む