2020年のF1世界選手権 第15戦 F1バーレーンGPの予選で11番手~20番手だったドライバーのコメント。F1バーレーンGPの予選は、特にトップ10圏外となったドライバーたちにとってはQ2でのカルロス・サインツのマシントラブルによる赤旗中断で慌ただしいセッションとなり、路面温度とトラックレボリューションを考慮した難しいセッションとなった。
11番手:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)「1周だけでやらなければならないのは決して理想的ではないし、今日はQ2でそのケースとなった。わずか0.1秒で次のステージへのカットラインを逃した。僕の唯一のクリックラップは、最初にジョージ・ラッセルが前にしてシャルルのトウを得ることができなかったし、そのあとのセクター2を完璧にまとめることができなかった。ここではミッドフィールドにいるだろうと思ってはいたけど、6列目ではなくトップ10に楽に入れたと思うし、それは失望を増すだけだ。それでも、チームは明日多くのポイントを獲得できると自信を持っている。トラック特性上、タイヤマネジメントを中心としたレースになるし、僕たちはその点でうまくやれると思う。キツネのようにずる賢く、忍耐強く、ミスを犯さないようにする必要がある」12番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「FP3を終えて、12番手より上位は無理だと思っていたけど、予選の展開を振り返れば、あちこちでもっと良い仕事ができたと思うし、トップ10に入れなかったという失望を隠すことはできない。 セブと僕は、最初にグリッド上で異なる戦略を選択する自由を手に入れたけど、正直なところ、それほど有利になるとは思わない。 ミディアムはベストの選択肢だと思うし、トップ10もミディアムからスタートするからね。タイヤがすぐにオーバーヒートするので、タイヤを管理することが重要なトリッキーなレースになるだろう」13番手:ランス・ストロール(レーシングポイント)「FP3の後にいくつかマシンに変更を加えたことが本当に成果を挙げたし、予選でのマシンバランスには満足していた。Q1で2番手だったこともそれを示していたと思う。残念ながら、Q2で赤旗が僕たちに大きな影響を与えた。赤旗後、伝達ミスがあってQ3進出の可能性が犠牲になってしまった。ユーズドのミディアムで出て行ったけど、残りのフィールドは新品を履いていた。それがQ3に進出するチャンスを奪った。今夜、状況を見直して、そこから学び、次に進むつもりだ。グリッドの13番手はタイヤを自由に選べるのでポジティブだ。ここはオーバーテイクが可能だし、戦略が重要なので、順位を上げられるはずだ。僕たちはポイントを狙えると思うし、マシンのペースには満足しているので、明日のレースではまだ勝負できるはずだ」14番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)「とても良いセッションだったし、予選14番手に満足している。特にFP1で走れず、FP2とFP3でもトリッキーな状況だっただけに、良いアタックができて素晴らしい気分だ。ミッドフィールドはかなり先を行っているので、これが精一杯だったけど、ハースとアルファロメオをアウトクオリファイして、カルロスのトラブルを利用できて良かった。明日のために新品のミディアムタイヤを2セット残したかったので、Q2ではユーズドタイヤを使った。厳しいレースになるだろうけど、ベストを尽くして頑張る」15番手:カルロス・サインツ(マクラーレン)「今日はとても残念な一日だった。マシンを快適に感じていたし、1セットのタイヤだけでQ1を通過して、Q3のために新本のソフトを2セット残していた。Q2の開始時から明らかに問題があったし、リアアスクルがロックして、それで終わりだった。強力なペースがあったのに上位に入ることができなくてとてもがっかりしている。明日は劣勢に立たされたスタートになるし、トップ10がミディアムを履いていることを考慮して、ベストな戦略を慎重に決定する必要がある。厳しいレースになるだろうけど、僕たちは諦めないし、できる限り多くのポジションを取り戻すために全力を尽くす」16番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)「僕のファステストラップは本当に良かったし、Q3進出にかなり近づいていたけど、わずか0.05秒未満で逃してしまった。もちろん、残念だけど、僕たちにできるのは明日に集中することだけだ。マシンはかなり満足していたけど、特にここはタイヤデグラデーションがかなり高いのでチャレンジングなレースになることはわかっている。タイヤのマネージングと戦略を正しく行うことが重要にある。ここから何ができるか、良い結果をもたらすことができるか見てみよう」17番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「週末の以前のセッションと比較してマシンは一歩前進したと感じている。マシンのフィーリングは以前よりも良くなったけど、トリッキーなセッションだったし、Q1敗退はもちろん理想的ではない。仕方のないことだし、明日何ができるか見てみよう。ここまで僕たちはレースの方が良かったので、いくつか順位を上げられることを期待している」18番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)「珍しい土曜日ではなかった。残念ながら、ここが僕たちの居場所だ。僕たちが持っているマシンを考慮すれば、予選が悪かったとは思わないし、最大限を引き出した。僕たちにとってはいつも通りの土曜日だった。少なくともレースにはいつだってチャンスがあるし、明日もまたそれを期待するしかない。セーフティカーのような何かが巡ってきたら、その状況を利用していかなければならない。レースでは僕たちが必要とするそういったことが起こることを願っている」19番手:ロマン・グロージャン(ハース)「僕たちはできる限りの努力をしたけど、19番手に満足することはできないと思う。競争相手がいるときは、良いポジションを目指して戦いたいものだ。僕の最終ラップは最初の2つのセクターでかなりいい感じだった。最後のセクターはもう少し強くプッシュした。過去にそうしていたようにマシンのドライビングを楽しもうとした。マシンはそれにあまり対応してくれなくて、タイムを少し失ってしまった。それで世界が変わるわけではだろうけど、最後の3レースはとにかく楽しもうと思っている」20番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)「自分のラップにはかなり満足しているけど、ジョージとのギャップは大きかったし、それはマシンにポテンシャルがあるってことを示している。僕たちは少し違う方向性を選んだ...
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