2020年のF1世界選手権 第13戦 F1エミリア・ロマーニャGPの決勝でトップ10入りしたドライバーのコメント。優勝はメルセデスのルイス・ハミルトン。第1スティントを伸ばし、絶好のタイミングで訪れたバーチャルセーフティカー期間中にピットインしてトップに立ったハミルトンは、そこから快適にレースを展開。今季9勝目、通算93勝目を挙げた。2位にもバルテリ・ボッタスが続き、メルセデスが今季6回目のワンツー・フィニッシュで7年連続となるコンストラクターズタイトルを確定させた。
優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)「今はとても圧倒されている。このチームを見て、ブラックリーとブリックスワークの全員のことを考えている。彼らは日の当たらないヒーローだ。彼らは本当に一生懸命働き、決して諦めず、プッシュし、向上し、革新を続けてきた。コンストラクターズタイトルに本当に相応しいチームを心から祝福したい。みんなのことは永遠に感謝しているし、その一員であることを本当に誇りに思っている。毎年戻ってきて、このような素晴らしいパフォーマンスを提供することは本当に信じられないことだ。7回のチャンピオン。いつか自分の孫に話すことができるものだ。これを達成したチームはいないし、この記録を破った一員であることを光栄に持っている。メルセデスファミリーの全員、ペトロナス、すべてのパートナーに心から感謝している。彼らなくしては達成できなかった。レース自体は疲れるレースだった。このトラックで僕たちが経験するスピードは特にすごい。スタートはトリッキーだったけど、スティントを伸ばして、なんとかトップに反撃することができた。今日イモラでワンツーでタイトルを獲得できて素晴らしい気分だ」2位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)「コンストラクターズタイトルを勝ち取ったチームを心から祝福したい! このチームの一員であることを本当に誇りに思っているし、みんなのハードワークと献身に感謝している。本当に相応しいものだし、トラック、ブラックリー、ブリックスワース、シュトゥットガルトのみんなのために本当にうれしく思う。このチームはプッシュし、レベルを上げ続けているし、このような献身的で意欲的なグループと一緒に仕事をすることは刺激的だ。もちろん、今日は僕にとってタフなレースだった。スタートは本当に良かったけど、2周目のターン7の立ち上がりでコース上にデブリがあった。避ける時間がなかったし、マシンの真ん中を狙って、タイヤでデブリを踏まないように気を付けた。でも、ダメージを負って、マシンに引っかかってしまい、マシンは運転するのが本当にトリッキーになったし、パフォーマンスもかなり犠牲になった。マックスを抑えるためにできる限り懸命に頑張ったし、限界を超えてプッシュしなければならなかった。それがいくつかミスに繋がった。あのような有望なスタートを切った後、僕にとってちょっと不運な一日だったけど、それでもまた表彰台を獲得して、コンストラクターズタイトル獲得に貢献できてうれしく思う」3位:ダニエル・リカルド(ルノー)「3レースで2回の表彰台だ! とてもうれしいし、今回は“シューイ”を忘れなかったよ! 僕たちは5番手で落ち着いていたけど、マックスがセーフティカーを引き起こした。ステイアウトは正しいことだった。特にペレスがピットインした後はね。ここはオーバーテイクがかなり難しいし、今日はリスクを冒す価値があった。それが成果を挙げた。今日はマシンが強力だったので、エステバンについては残念だ。ここでの結果によって僕たちはコンストラクターズ選手権で3位に浮上した。それはチームが目指しいていることだ。素晴らしい表彰台を獲得してイモラを離れることができることを本当にうれしく思っている。チームのみんなに心から感謝している。今回、2つ目のタトゥーはないけど、シリルは十分に苦しんだと思う!」4位:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)「とても楽しく実りあるレースだった。マシンの感触は素晴らしく、大いに走りを楽しんだ! セーフティカーからのリスタートがとても重要で、そのラップでいくつもオーバーテイクを決めた。最後までダニエル(リカルド)をパスしようとかなりハードにプッシュしたけど、彼はタイヤをうまく温めていたので、残念ながら表彰台には届かなかった。ただ、今日のドライビングには満足しているし、チームの仕事ぶりにもハッピーだ。コンストラクターズランキングでフェラーリとの差が少しだけ縮まっているので、最後まで戦えればと思う」5位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)「今日の5位はかなりいい気分だ。僕たちは最大限を尽くしたと思う。第1スティントはとても困難なものになると予想していたけど、実際にはかなり競争力があった。ハードに交換してからはダニエル(リカルド)よりも少し速かったかもしれないけど、オーバーテイクするには十分ではなかったし、彼の後ろで身動きが取れなかった。セーフティカー後のリスタートでは新しいタイヤで迫ってきたダニール(クビアト)よりも苦労していた。最初から最後まで本当にプッシュしたし、レース全体を通してかなり競争力があったと感じている。タイヤのマネージングに関しても良い仕事ができた」6位:セルジオ・ペレス(レーシングポイント)「今日は表彰台がポケットに入っていたのは明らかだったし、逃したことに失望している。後から考えて、批判するのは簡単なことだけど、最終的に僕たちはステイアウトして、トラックポジションを維持することを試みるべきだった。でも、自分のチームを批判したくはない。重要なことは次回のために教訓を学ぶことだ。それでも11番手から6位に順位を上げてとても強力なポイントを獲得するために素晴らしいパフォーマンスを発揮することができた。レースでオーバーテイクがとても難しいことは明らかだったけど、それでもミディアムタイヤの第1スティントで驚異的な改善を果たすことができた。27周目にピットに入ったもの3つポジションを上げることができたので良い決断だったと思う。今日は僕たちにとって完璧なレースに近かった。今後もプッシュを続けていくし、次回トルコに戻るのを楽しみにしている」7位:カルロス・サインツ(マクラーレン)「チームとしてそれなりにうまく実行できたレースだったと思う。僕たちは3つポジションを上げられたし、スタッフは優れたピットストップを行ってくれた。僕たちはトラブルを避けることができたし、ペース的にも前のマシンより少し速かったような気がする。でも、オーバーテイクはかなり難しかったし、望んでいたほど順位を上げ...
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