2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの予選が7月18日(土)にブダペストのハンガロリンクで行われた。ハンガロリンクは“壁のないモナコ”と言われるほどオーバーテイクの難しいサーキットとして知られている。1ストップレースになることが予想され、3列目から5列目まではソフトスタートとなるため、タイヤを自由に選べる11番手以降のドライバーにもチャンスが訪れる。
11番手:ダニエル・リカルド(ルノー)「今日は十分な改善が見られなかった。Q2のミディアムは今思えば正解ではなかったかもしれない。昨日よりも遅くなったとは感じていないし、どちらかと言えばライバルたちが僕たち以上にタイムを縮めたんだと思っている。何が起こったのかを理解するために懸命に作業していく。明日に向けてはまだポジティブだ。タイヤを自由に選択できるし、ここではそれがとても重要になってくる。しっかりとそれを生かしたい。僕は楽観的な気持ちでいるし、ポイント獲得のチャンスは間違いなくある」12番手:ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)「マシンはこのような涼しいコンディションの予選で生き生きしていたし、とても楽しかった。今回もこれほど速いとは思っていなかった。クルマのふぃおリングは素晴らしかったし、良いリズムに乗ることができた。Q2ラップは残念だった。トラフィックに引っかかってしまったし、今日はQ3も可能だったと思う。そうなっていたら素晴らしかっただろうね。でも、12番手は去年の僕たちの位置を考えれば物凄いことだ。このトラックを全開で走るのは大好きだし、とても楽しかった。再びこのような結果を出したチームのことを誇りに思う。明日は少し雨が降ってくれることを祈っている。うまくやれるはずだし、良い結果を出せるはずだ。戦う準備はできているし、成功したレースにしたい」13番手:アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)「今日は語れることはあまりない。望んでいた結果が出せず、フラストレーションがたまっているので、一度落ち着いて切り替えていく必要がある。いいラップタイムを出せなかったが、実はプラン通りにいかないことが多くあった。予選よりもFP3のほうがマシンの感触はよかったし、Q2ではトラフィックにつかまってしまい、全体的に厳しい一日だった。このコースでオーバーテイクするのは簡単ではないので、明日のレースで大幅にポジションを上げるには、雨が必要になるかもしれない」14番手:エステバン・オコン(ルノー)「今日のセッションはあまり良くなかった。Q3に進むにはペースが足りない感じていたし、いくつか見直さなければならないことがある。特にマシンのバランスが良くなかったし、ドライブするのが少しトリッキーだった。もちろん、がっかりしているけど、まだ明日がある。ドライコンディションならタイヤの選択は自由だし、雨が降ってもチャンスがあることは分かっている」 15番手:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)「間違いなく非常に満足している。Q2初進出だ。チームの観点からも彼らが行ったすべての素晴らしい仕事を認める必要がある。このトラックが僕たちのマシンにより適しているだろうことはわかっていたけど、実力で2台揃ってQ2に進めたことは僕たちが多くの進歩を果たしたことを示している。それでも自分ではもう少し良い結果を期待していたので、さらに上位ではないことに少し落ち込んでいる。でも、全体的なセッションとして満足できるものだったと思うし、チームは本当によくやってくれた」16番手:ケビン・マグヌッセン(ハース)「ここはトラックポジションを得るのが常に難しいけど、もう少し期待していた。ラストランの最終セクターで少しトラフィックに引っかかってしまった。15番手までのマージンはほんのわずかなだったので、それが差になってしまったかもしれない。後からいうのは簡単だどね。仕方ないことだ。16番手スタートから何ができるか考えてみる。オーストリアのレースでのマシンの調子を考えれば、レースはもっとうまくはずだ。16番手からのスタートは決して簡単ではないけど、このポジションからポイントを獲得したことはある。波乱のレースになることを期待しよう。セーフティカーが入るかもしれないし、雨が降るかもしれない。そうなれば僕たちにもチャンスがあるかもしれない」17番手:ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ)「ここまでいい感触を得られず、厳しいレースウイークになっている。セットアップとマシンバランスに苦戦していて、タイヤをうまく機能させられていない。マシンがしっくりきていないので、どの方向性にすべきか、エンジニアとともに見極めていかなければなたない。ただ、一周のアタックでは苦しいものの、レースでのペースは引き出していけると思うので、明日を楽しみにしている」18番手:ロマン・グロージャン(ハース)「今日のマシンにはQ2に進むポテンシャルがあったと思う。2セット目のタイヤはよかったし、13番手くらいは可能だったと思っている。マシンを好調に感じていた。最後のセットでQ2進出の可能性にはかなり自信があったし、マシンの感触は良かった。タイミングをミスしてしまったと思う。隊列を先に行かせるためには最終コーナーの手前でニュートラルボタンを押すさなければならず、ターン1までにタイヤがダメになってしまった。それでおしまい。Q2に進むチャンスを失ってしまった」 19番手:アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)「残念な結果だし、とても厳しい一日だった。この週末から何かを救い出すためにやらなければならないことはたくさんある。でも、明日のレースがどうなるか見てみよう。どのようなコンディションになるかまだ分からないけど、いずれにしても今日起こったことを理解する必要がある。特にオーバーテイクが容易ではないトラックなので、後方からスタートするのは理想的ではないけど、オーストリアのようにレース中にいいペースを発揮できることを期待したい」20番手:キミ・ライコネン(アルファロメオ)「まだ本来の位置には程遠い。何が悪かったのかを分析して、そこからどうやって立ち直しれいくかを考えなければならない。すべての面でやるべきことがたくさんあるし、スピードを取り戻す必要がある。簡単な日曜日ではないだろうけど、明日はまた別の日だ。何ができるか見てみよう」
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