2019年2回目のインシーズンテストが、F1スペインGPの舞台となったカタルニア・サーキットでスタート。バルテリ・ボッタス(メルセデス)が初日のトップタイムを記録した。F1スペインGPの興奮が冷めやらぬなか、バルセロナで2日間のインシーズンテストがスタート。今回のテストはF1スペインGPで投入したアップグレードを評価するとともにい、若手ドライバーにF1マシンを経験させる機会でもある。
また、フェラーリとレーシングポイントはピレリの2020年型コンパウンドのテストのために2台のマシンを走らせている。1番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)「今日のテストは本当にいい感じだった。僕たちは多くの周回数を走り込んで、多くのことを学んだ。プログラムはタイヤとセットアップに焦点を置いていた。今日の気温や風の状況と同様のコンディションでのレース週末で多くのデータを収集していたので、セットアップ比較をいい感じに行うことができた。マシンでいくつか新しいメカニカル面のテストアイテムもあったい、それを試すのは興味深かった。長い週末の後でも全員が本当にいい仕事をしていたし、また成功した一日となった」2番手:シャルル・ルクレール (フェラーリ)「全体として、ポジティブな1日だった。合計2レース分の距離を走り込めたし、大量のデータを集められたので、マシンをさらに理解するために分析していくつもりだ。改善し続けようとプッシュしているし、明日またマシンに戻るのを楽しみにしている」 3番手:ダニール・クビアト (トロロッソ・ホンダ)「今日は予定していたすべてのプログラムとテスト項目を行うことができ、有益なテスト初日になった。チームは完ぺきに仕事をこなしたし、セッションを通して十分な信頼性とともに安定したドライビングを行うことができた。今日は十分な成果を得られた充実したテストとなったので、この結果から多くを学び、今後の開催レースに新しいアイディアとして活かしていけるはずだ」4番手:ニコ・ヒュルケンベルグ (ルノー)「今後数日で検証していくための多くのデータと情報を集めることができた。僕とチームにとって良いタイミングでのテストだし、すべてをやり直して、そこから良いものを得られることを願っている。これから結果を調べているけど、全体的に状況はOKだった。明日はジャックがまたクルマに乗る機会だし、チームが生産的な一日を過ごせることを願っている」5番手:ピエール・ガスリー (レッドブル・ホンダ)「とても慌ただしく過ぎた一日ではあったけど、たくさんのテスト項目をこなすことができた。今日の目的はこれから先のレースでの正しい方向性を見つけることと、僕たちのマシンのパッケージから今よりさらによいパフォーマンスを引き出すことだった。現在調べている最中だけど、セッション終盤にトランスミッションのトラブルと見られる問題が発見された。しかし今日のテストでは多くの周回をこなすことができたので、実りある一日になった」6番手:カルロス・サインツ (マクラーレン)「自分が担当した午前のセッションに予定されていたプログラムはすべて完了できたし、ポジティブなテスト日だった。週末を終えて疑問のあったセットアップアイテムを試し、予選やレースのパフォーマンスに完全に満足できなかった理由を説明する興味深い結果を見い出した。先週末に持ち込んでいた新しい空力パーツの確認にも取り組んでいる。ホームに戻って調べるデータを得ることができた。先週末にうまくやれたことを理解するのに役立つだろうし、モナコに向けて取り組むべきところを理解する助けにもなるはずだ。全体的にり組んだ作業には満足している」 7番手:ピエトロ・フィッティパルディ (ハースF1チーム)「たくさんのマイレージを稼げたし、良い1日だった。マシンはよく走ってくれたと思う。本当に信頼性がいいし、素晴らしい仕事を果たしてくれたチームに今回も感謝している。テストのチャンスをフルに生かして、1日を通していろんなことを試した。ペースも良かったし、本当に満足している。ショートランとロングランともに良かったし、マシンバランスの感触は最高だった。今日の作業からたくさんのことを学べるはずだ。マシンは感触が良かったし、最高の1日だった」 8番手:ニック・イェロリー(レーシングポイント)コメントなし9番手:セバスチャン・ベッテル(ピレリタイヤテスト)コメントなし10番手:ランド・ノリス (マクラーレン)「今日はまずまずの1日だ。やりたかったことをすべてできたのはポジティブだ。先週末の結果を確認するための作業もできたし、その後はモナコに向けた準備にも取りくんだ。午後はあまり走り込めなかったけど、作業としてはやらならなければならないことにはすべて取り組んでことができたし、たくさんのことを学べている」11番手:セルジオ・ペレス(ピレリタイヤテスト)コメントなし12番手:カラム・アイロット (アルファロメオ・レーシング)「自分に本当に失望しているし、アルファロメオ・レーシングに申し訳なく思う。もちろん、チームを失望させてしまったと感じている。クラッシュまでは物事はかなりうまく進んでいたし、ドライビングと計画されたプログラムを楽しんでいた。スピードとグリップレベルに関してのF2カーとF1カーの違いは信じられないくらいだ。スタートからかなり快適に関いていたし、着実にパフォーマンスを改善できていたけど、その後、ターン3でコントロールを失ってしまった。F1カーの初日がこんな風に合わるなんてまったく想像していなかった。それでも僕にとっては大きな学習経験になったし、この機会を与えてくれたアルファロメオ・レーシングに感謝している」13番手:ニコラス・ラティフィ (ウィイアムズ)「生産的な1日だったし、かなりの周回数を走破した。セッションの走行はスムーズに進んだし、赤旗で何度か中断したけど、プログラムを完了できた。僕にとってはFW42の感触を掴み、今後控えているFP1での走行で何ができるかを理解するためにもこのような日が重要だ。バルセロナでさらにテスト作業を続ける明日もマシンに乗るのを楽しみにしている」
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