2018年のF1世界選手権 第11戦 ドイツGPのフリー走行が7月20日(金)にホッケンハイムリンクで行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がトップタイムを記録。2番手にはルイス・ハミルトン、3番手にはバルテリ・ボッタスとメルセデス勢が続いた。第11戦ドイツGPが、2年ぶりにカレンダーに帰ってきたホッケンハイム・リンクで開催。レースウイーク初日の金曜日は朝から晴天となり、高い気温の下でP1、P2が行われた。
1番手:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)「要約するとかなり良い金曜日だった。クルマには良いバランスがあると感じているし、それはフリー走行2回目でトップになったことからも示されている。ここでこれほどまで競争力のあるスタートを切れたのは嬉しい驚きだけど、まだ金曜日でしかないことを忘れてはならない。他は予選で速くなるだろうけど、予想していたよりも良いスタートが切れたのは確かだ。明日にむけて競争力を見い出していく。それには天候がどうなるか待たなければならないけどね。大きな影響を及ぼすかもしれない。まだ本格的なロングランを走るチャンスは得られていないけど、今のところフィーリングはいい。午後は小さなオイル漏れによって数周を失ってしまったけど、すぐに修復できたし、全てが正常であることを確認するためにセッションの最後に数周走るkとができた。セクター1とセクター3のトラックのタイトな部分での感触はいいし、僕たちのペースはそのエリアにあると思う。明日も同じポジション、もしくは少なくとも近い位置にいたいね」2番手:ルイス・ハミルトン (メルセデス)「ホッケンハイムは素晴らしい場所だ。天候は驚くほどだし、とても暑い。クルマのなかは体力的にもとても厳しい状況になっている。かなり短いサーキットではあるけど、かなりテクニカルなトラックだ。今日はプログラムを完了して、すべてのセッションを終了し、タイアに必要な全てのデータを得ることができた。クルマのフィーリングはいいけど、とても接戦だし、今夜やらなければならない作業はたくさんある。僕たちはスタートに取り組んでいる。タイヤとタイヤの温度をもっと理解して、そのエリアを完璧にしようと試みている。今日はフェラーリとレッドブルのどちらもとても速かったし、明日と日曜日も似たような状況になると思う。真剣なチャレンジになるうだろうし、正しくまとめるのは簡単なトラックではないので、全力を尽くしていくつもりだ」3番手:バルテリ・ボッタス (メルセデス)「今日は新しい契約を発表して、ホッケンハイムでF1カーをドライブした。本当に良い一日だったし、ドイツに戻ることができてとても嬉しい。今の僕たちはチームとしてとても良い状態だと思う。契約状況がクリアになって、厳しい戦いに完全に集中することができるからね。今日のクルマは競争力があったとは思うけど、予想通り、とても接戦になっている。クルマのフロントエンドに少し苦労した。低・中速コーナーでもう少し見い出していく必要があるけど、それでもいい感じだった。まだ完全には満足できていないけど、そのために金曜日がある。明日にむけてクルマに取り組んで、確実に前進させたい。今日は少しタイヤのオーバーヒートに苦しんでいたし、他もそうだったと思うけど、日曜日はもう少し気温が低くなりどうだ。レースでのタイヤの理解を深めるために今夜調査しなければならないデータはたくさんある」4番手:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)「今日はクルマが順調に機能していたし、ノーマルな金曜日だった。今日はすべてのことを少しずつ試した。僕たちが今日使用したタイヤのセレクションにはかなりうまく対応できたと思っている。これから他と比較してどのように機能しているかを調べていく必要がある。まだラップタイムは改善できると思っているけど、クルマは順調だ。今日の高い気温がいくらか影響していたかもしれないけど、天候がどうなるかは正確にはわからない。明日は雨が降るだろうけど、日曜日はまたドライになると予想している。今日は多くのフェラーリの旗を目にすることができてとても嬉しかったし、多くの人たちが僕たちを応援してくれているのは素晴らしいことだ!」5番手:キミ・ライコネン (フェラーリ)「金曜日はテストとして使用できる唯一の日だ。多くのことや異なるソリューションを試した。とてもノーマルな一日だったし、今夜は今日学んだことを分析して、予選にむけて物事をまとめていく。明日のコンディションは今日とは少し異なるかもしれないし、もう少しトリッキーになるかもしれない。日曜日が今日と同じように暖かいままだったら、タイヤにとってチャレンジンになるのは確かだ。タイヤの限界はオーストリアと似ているだろうし、誰がタイヤのマネージングにおいて最高の仕事ができるかがアドバンテージになるだろう。これまで僕たちはほとんどの場所でそれなりに強かったし、ここでどうなるか見てみるつもりだ。かなり拮抗しているように見える」6番手:ロマン・グロージャン (ハース)「ドイツに戻ってこれてとても嬉しい。モータースポーツにとって大きな国だ。ここではキャリア序盤の良い思い出があるし、戻ってこれるのは常に嬉しいことだ。今日の内容にはかなり満足している。それほど悪くはない。僕たちは再び4番手に最速のチームだった。僕たちが望んでいる位置だ。今日はとても暑かった。週末はそうはならないかもしれないし、そこに注意を払っていくつもりだ。でも、ここまでクルマはとてもうまく機能している。クルマで最も満足できているのは高速セクションだ。僕たちは高速が大好きだ。タイヤは全体的に良くはなかった。全員にとってそうだとは思うけどね。低い温度を保つのが難しい。正しいタイミングで正しいタイヤを選択しなければならない。レースではもう少し気温が低くなるはずだ。そこはタイヤのマネージングに役立つだろうし、もう少しプッシュできるようになるはずだ」7番手:ケビン・マグヌッセン (ハース)「楽しいトラックだ。ここでのドライビングを楽しんでいるし、今日は順調に進めることができた。内容には満足している。重い燃料でのロングランでもう少しペースを見つけていく必要があるけど、軽い燃料ではとても競争力がありそうだ。かなりグリップが低いトラックだし、クルマは少しアンダーステアになったり、少しオーバーステアになったりと多くのことが起こる。クルマは動き回っている。ここはそんな感じだけど、僕たちのクルマはうまく機能しているように思う。タイヤ摩耗に関し...