2018年のF1世界選手権のシーズン開幕前最後の合同テストが3月6日(火)からバルセロナのカタロニア・サーキットで4日間にわたって開催される。先週行われた第1回バルセロナ合同テストでは、ホンダのF1パワーユニットが4日間を通してトラブルフリーで走行し、トロロッソ・ホンダが全チームで最多となる324周を走破して周囲を驚かせた。また、メルセデスがミディアムタイヤで最速タイムを記録しており、早くもメルセデス優勢との見方が強まっている。
だが、先週のF1合同テストは2018年F1マシンのチェックと信頼性の確認の意味合いが強く、どのチームも発表仕様に近いマシンを走らせてパフォーマンスを追求してはいなかった。パワーユニットに関しても同様で、ホンダだけでなく、メルセデス、フェラーリ、ルノーもフルパワーでは走行しておらず、現時点でパフォーマンスやスピードを計測することに意味はない。また、4日間は気温の低いコンディションとなり、特に3日目は降雪と豪雨によって事実上テスト日が1日削られている。したがって、特にルーキードライバーにとっては再び新車での走行距離を重ねることが重要な4日間になる。今週のバルセロナに雨の予報はなく、各チームは開幕戦オーストラリアGPにむけてアップグレードを導入して本格的にパフォーマンスとセットアップを追求していくことになる。そのため、F1マシンとパワーユニットの本来のポテンシャルが示されることになるだろう。トロロッソ・ホンダは初日にピエール・ガスリーが担当。以降、ブレンドン・ハートレーと交代で一日おきにテストを担当する。2018年 第2回 F1バルセロナテスト合同テスト / ドライバーラインナップメルセデス3月6日(火) バルテリ・ボッタス(午前) / ルイス・ハミルトン(午後)3月7日(水) TBC3月8日(木) TBC3月9日(金) TBCフェラーリ3月6日(火) セバスチャン・ベッテル3月7日(水) キミ・ライコネン3月8日(木) セバスチャン・ベッテル3月9日(金) キミ・ライコネンレッドブル・レーシング3月6日(火) マックス・フェルスタッペンダニエル・リカルド3月7日(水) ダニエル・リカルド3月8日(木) マックス・フェルスタッペン3月9日(金) ダニエル・リカルドフォース・インディア3月6日(火) セルジオ・ペレス3月7日(水) エステバン・オコン3月8日(木) セルジオ・ペレス3月9日(金) エステバン・オコンウィリアムズ3月6日(火) セルゲイ・シロトキン(午前) / ランス・ストロール(午後)3月7日(水) ランス・ストロール(午前) / セルゲイ・シロトキン(午後)3月8日(木) ロバート・クビサ(午前) / ランス・ストロール(午後)3月9日(金) ロバート・クビサ(午前) / セルゲイ・シロトキン(午後)ルノー3月6日(火) ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / カルロス・サインツ(午後)3月7日(水) カルロス・サインツ(午前) / ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)3月8日(木) ニコ・ヒュルケンベルグ(午前) / カルロス・サインツ(午後)3月9日(金) カルロス・サインツ(午前) / ニコ・ヒュルケンベルグ(午後)トロ・ロッソ3月6日(火) ピエール・ガスリー3月7日(水) ブレンドン・ハートレー3月8日(木) ピエール・ガスリー3月9日(金) ブレンドン・ハートレーハース3月6日(火) ケビン・マグヌッセン3月7日(水) ロマン・グロージャン3月8日(木) ケビン・マグヌッセン3月9日(金) ロマン・グロージャンマクラーレン3月6日(火) ストフェル・バンドーン3月7日(水) フェルナンド・アロンソ3月8日(木) ストフェル・バンドーン3月9日(金) フェルナンド・アロンソザウバー3月6日(火) マーカス・エリクソン3月7日(水) シャルル・ルクレール3月8日(木) マーカス・エリクソン3月9日(金) シャルル・ルクレール
全文を読む