ペドロ・デ・ラ・ロサは、F1での将来を確信できないまま母国スペインに戻った。昨年シーズン中盤にザウバーのレースドライバーを解雇されたペドロ・ラ・ロサは、2011年からF1にタイヤを供給するピレリのテストドライバーに就任した。しかし、今週アブダビでの4日間のタイヤテストをもって、ピレリとデ・ラ・ロサの契約は満了した。
「次に何が起こるかはわからないというのが事実だ」とペドロ・デ・ラ・ロサはコメント。「1月でピレリとの契約が終了する。僕のプライオリティはF1でシートを探すことだ」と語るデ・ラ・ロサは、ヒスパニア・レーシングのシート候補に挙げられてはいるが、十分なスポンサー資金がないとみられている。ペドロ・デ・ラ・ロサは、現在の状況が野心のあるF1レーサーにとって“非常に厳しい”と認めている。「レースができない場合、リザーブドライバーとしてF1を続けることに満足するだろう」長年マクラーレンのテストドライバーを務めてきたペドロ・デ・ラ・ロサだが、現在は「どのチームともまとまっていない。マクラーレンでさえね」と主張。「僕の競技人生にとって重要な時期だ」
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