アルファタウリ・ホンダF1のダニール・クビアトは、19歳でのデビューはF1にとって“若過ぎた”と振り返る。ロシア出身のダニール・クビアトは、GP3でチャンピオンを獲得した翌年の2014年にトロロッソでジャン・エリック・ベルニュのチームメイトとしてF1デビューを果たした。
1年後、フェラーリに移籍したセバスチャン・ベッテルの後任としてレッドブル・レーシングに昇格。だが、時折速さを見せたものの、粗削りなレースと不安定さが目立ち、2016年シーズン途中でマックス・フェルスタッペンと入れ替わる形でトロロッソに降格。トロロッソではスランプを抜け出すことができず、シーズン終盤にシートを喪失するとともにレッドブルのプログラムから解雇された。だが、1年間フェラーリでシミュレータードライバーを務めたダニール・クビアトは、2019年にトロロッソでチームに復帰。ドイツGPでは3位表彰台を獲得するなどの活躍を見せ、2020年にアルファタウリ・ホンダF1へと名前を変えるチームへの残留が決定した。だが、ダニール・クビアトは、当時はフラストレーションを感じていた特定の頃柄も26歳のなった今ではなくなったと語り、2014年に19歳でF1デビューしたのは“若過ぎた”と振り返る。「過去にはメディア作業などはかなり退屈だった。でも、今はちゃんと成長してそれも仕事の一部であることを学んでいるよ」とダニール・クビアトは In The Pink に語った。「正直なところ、それでも時々イライラすることはあるけどね。もちろん、駄目な日もあるし、特にここまで多くのレースがあると、僕たちのスポーツでいつだってそれほど良くない日を過ごすもある」「何かがうまくいかない場合もあるけど、それは問題ない。OK、自分自身に説明して、前に進み、それと共存してページをめくる必要がある。だから、それはノーマルなことだ」「もちろん、19歳でF1にいたときは、最初はとても若かったし、若すぎたかもしない。でも、今では違った見方をしている」「自分をイライラさせていたことにも、今ではあまりイライラしなくなっているよ」
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