アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは、第2戦バーレーンGPでホンダのF1エンジンの進化を確認できるはずだと語る。今週、アルファタウリ・ホンダはシーズン開幕戦にむけて出発する準備を整えている。今月行われた6日間のテストでアルファタウリ・ホンダは1基のエンジンで769周を走り切り、ダニール・クビアトは総合11番手タイムを記録している。
今年のアルファタウリ・ホンダは、若手ドライバーのトレーニングチームとしての役割ではなく、ピエール・ガスリーとダニール・クビアトという経験豊富なドライバーを起用。コンストラクターズ選手権5位を目標に掲げている。ホンダのF1エンジンの冬の間の開発について質問されたダニール・クビアトは「ホンダのF1エンジンは再び改善した」とコメント。「数値とリンクさせることはできないけど、ホンダが再び前進を果たしたのは明らかだ」「オーストラリアではどうかわからないけど、バーレーンでは確実にホンダの進歩が見られるだろう。テスト中に信頼性の問題はまったくなかったし、全ドライバーが多くのラップを走り込むことができた。ホンダのF1エンジンの信頼性は本当に印象的だ」2018年、レッドブル・ファミリーを離れたダニール・クビアトは1年間フェラーリのシミュレータードライバーを務めていた。また、ジュニアカテゴリー時代にはイタリアを主戦場としていたため、フェラーリをモニターしていた。「フェラーリが上位でどうなるか見るのは非常に興味深い。彼らがテストで示していたよりも速いと感じている。同時に僕はすべて得られているわけではなので、メルボルンで何が起こるかを見てみなければならない」ダニール・クビアトは、アルファタウリ・ホンダを居心地よく感じおり、イタリアを拠点とするチームにもっと長く所属していたいと考えているようだ。「現時点ではアルファタウリに満足しているのは確かだ。昨年はすべてがより安定したし、今それを基に構築できると思う。レースごとに何が起こるかを見ていくつもりだ。もう一度レッドブルに乗ってみたいとは思うけど、今のところそれは僕の心を動かすものではない」