レッドブルでF1親善大使を務めるデビッド・クルサードが、最後のシルバーストンGPを記念してシルバーストン・サーキットの思い出を語った。デビッド・クルサードまだレースを始める前の1990年にストウコーナーに立って、朝靄に包まれたマゴッツからハンガーストレートへ向かうフェラーリのV12エンジンを聞いていたのを思い出す。クルマが見える前からエンジン音が響き渡っていた。
当時はエンジン音がそれぞれ大きく異なっていた。V12対V8だったので、もちろん、フェラーリが来るというのが分かった。あの背中がゾクゾクするような瞬間は忘れたことがない。自分のレースでは、シルバーストンで連続優勝したこと、特に2000年の優勝は特別な出来事だった。千年紀の年に優勝できるなんて、あと992年はないんだからね。だから、僕のあの記録はしばらくは破られないね! シルバーストンはハイスピードではまるチャレンジングなコース。選択の自由があるならば、ドニントンよりもシルバーストンのレースを選ぶね。開催日程:2009年 F1 イギリスGP
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