デビッド・クルサードが、2016年シーズンに先立ち、チャンネル4(Channel 4)のF1放送チームに加わった。 英国では、BBCがFOMとの契約期間満了前にF1放映権を手放し、チャンネル4が残り3年の契約を引き継ぐことになった。 F1キャリアを通してウィリアムズ、マクラーレン、レッドブルのレースドライバーを務めてきたデビッド・クルサードは246戦に出走し、13勝を記録。
引退後は、2009年にITVから放映権が移行したBBCでコメンテーターとして活躍していた。チャンネル4は、デビッド・クルサードが創設者の一人でもある『ウィスパー・フィルムズ(Whisper Films)』と製作契約を締結している。 「F1にとってエキサイティングであると共に、ウィスパー・フィルムズにとってもエキサイティングな時がきた」とデビッド・クルサードはコメント。「F1界はウィスパー社が過去5年に渡って供給してきたものにとても好感を持ってくれた。チャンネル4の決定がその証拠だ」「F1にとって刺激的な新時代の一員になることを楽しみにしている。その中心にはウィスパー・フィルムズと我々の証明されたレベルでの創造性と新しい考えがある」 チャンネル4のテレビイベントおよびスポーツ部門の責任者であるエド・ハーバード氏は「ウィスパー・フィルムズはF1を手掛ける上でとても印象的かつ刺激的なビジョンを描いており、彼らの主戦場の不可欠な部分としてスクリーンの上でも際立っている」とコメント。「デビッド・クルサードがチャンネル4の放映の中心となることを嬉しく思う。また、近日中に放映チームの詳細をお伝えすることを楽しみにしている」 チャンネル4のF1放映は2016年シーズン開幕戦の舞台であるメルボルンからスタートする。この契約の重要な部分はテレビコマーシャルが入ることなくグランプリレースを生中継することだ。
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