デビッド・クルサードが、最後のF1シーズンを振り返った。今シーズン、デビッド・クルサードはF1ドライバーとしての最後の表彰台を達成し、最も多くの成功を収めたイギリス人ドライバーとして15年に渡るF1での活躍を終えた。「対称的なことが好きな人ならば、僕のシーズンのスタートとフィニッシュには満足だろう。開幕戦のオーストラリアGPと最終戦のブラジルGPは第1コーナーのアクシデントで数百フィート走っただけでレースが終わったからね!」
「僕にとっては素晴らしいシーズンじゃなかったことは、僕が言うまでもなく皆さんも承知していることだろう。しかし、ホームレースのシルバーストンで今年限りでヘルメットを置くことを発表したした、特別なシーズンだった」「僕が一番好きなレース開催地のひとつであるカナダが、僕のF1ドライバーとしての最後の1年のハイライトとなった。モントリオールでは表彰台に立つことができたからね。最後の表彰台となってしまったが、良い気分だった。優勝できればそれに越したことはなかったが、今シーズンのパッケージでは無理だっただろう」「しかし後悔はひとつもない。2009年からはピットウォールの反対側からレッドブル・レーシングに関わることになるので、楽しみだ」「2009年は他のビッグイベントのためもっと時間が使えるようになれば良いと思っている。初めてパパになる日がやって来るので」