上海インターナショナル・サーキットで行われた2026年F1第2戦中国GPの予選は、まずQ1からスタート。18分間のセッションでは下位6台が脱落する形式となり、カルロス・サインツJr.、アレクサンダー・アルボン、フェルナンド・アロンソらが早々に姿を消す波乱の展開となった。気温が低かったスプリントレース時とは異なり、予選開始時の路面温度は32度まで上昇。
タイヤのウォームアップは改善されたものの、トラックのグリップは依然として安定せず、各チームはタイヤ選択とタイミングに神経を使うセッションとなった。ルクレールがトップタイム メルセデスとフェラーリが優勢セッション中盤、シャルル・ルクレールが新品ソフトタイヤでアタックを行いトップタイムを記録。ジョージ・ラッセルを0.087秒上回り、フェラーリとメルセデスが引き続き有力勢力であることを示した。その後ラッセルは1分33秒262を記録してトップを奪い返し、メルセデス勢はアンドレア・キミ・アントネッリもわずか0.043秒差のタイムで続くなど、1周の速さでは依然として強さを見せた。一方、マクラーレンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリが上位圏を維持しつつも、トップ争いには一歩届かない位置にとどまった。終盤のタイム更新で順位激変 中団争いが混戦残り数分で各車が新品ソフトタイヤに履き替えて最後のアタックへ。レッドブル・レーシング勢はミディアムタイヤでの走行では安全圏に届かず、マックス・フェルスタッペンとアイザック・ハジャーも終盤にソフトへ切り替える展開となった。残り2分、最後のアタックが始まると順位は大きく入れ替わる。アービッド・リンドブラッドがプレッシャーの中で11番手に浮上し、さらにフランコ・コラピントが9番手へジャンプアップ。ガブリエル・ボルトレトも7番手へ上がり、これによりカルロス・サインツJr.は脱落圏へ押し出された。ウィリアムズとアストンマーティンが苦戦 6台がQ1敗退最終的にQ1で敗退したのは以下の6台となった。■17位 カルロス・サインツJr.■18位 アレクサンダー・アルボン■19位 フェルナンド・アロンソ■20位 バルテリ・ボッタス■21位 ランス・ストロール■22位 セルジオ・ペレスウィリアムズ、アストンマーティン、キャデラックはそれぞれ2台ともQ1敗退となり、苦しい週末が続いている。アルボンは無線で自身のセッションを「ひどいものだった」と表現するなど、チームの現状を象徴する結果となった。この後行われるQ2では、上位10台をかけたさらなるタイム争いが繰り広げられる。メルセデスとフェラーリが優勢な流れの中、マクラーレンやレッドブル・レーシングがどこまで巻き返すかが注目される。