シャルル・ルクレールは、F1イギリスGPのスプリント予選で4番手に終わった後、チームメイトのルイス・ハミルトンとの差を縮めるためには「あらゆる面を改善しなければならない」と認めた。フェラーリはシルバーストンで予想以上の速さを見せ、ハミルトンがFP1からスプリント予選まで全セッション最速を記録してポールポジションを獲得した。一方、ルクレールはSQ3で4番手に後退し、約0.4秒差をつけられる結果となった。
フェラーリの躍進は予想外だったフェラーリは前戦オーストリアGPで表彰台争いに加われず、シルバーストンでも苦戦が予想されていた。しかし、ハミルトンが母国で圧巻の速さを披露し、ルクレールもチーム全体としての進歩を実感している。ルクレールはフェラーリの競争力について次のように語った。「ルイスが今日ポールを獲得したことには、僕たち自身も本当に驚いている。でも、それ以上に前との差がもっと大きくなると予想していた」「チームとして大きな前進だ。このサーキットでここまで競争力を発揮できるとは思っていなかったから、チーム全体がとても驚いている」ハミルトンとの差を痛感「100%を引き出せていない」ルクレールはSQ1で2番手、SQ2で3番手と好位置につけていたが、SQ3では思うようにタイムを伸ばせず4番手に後退した。一方のハミルトンはFP1からSQ3まで全セッションでトップタイムを記録し、フェラーリ加入後初のスプリントポールを獲得している。ルクレールは、自身がマシンの性能を十分に引き出せていないことが最大の課題だと認めた。「ここしばらく、昨年のマシンで感じていたような自然なフィーリングが得られていないと実感している。すべてをうまくまとめられたとしても、その差はコンマ数秒ではなく100分の数秒の世界だ。そしてルイスは、僕よりも高い頻度でマシンの100%の性能を引き出している。僕にはそれができていない」「本当にすべてを改善しなければならない。でも一番大事なのは、このマシンとのフィーリングだ」マシンへの信頼感不足が予選で影響ルクレールは、マシンへの信頼感が不足していることで限界まで攻め切れず、予選で安定したパフォーマンスを発揮できていないと説明した。「思うようなフィーリングが得られないと、ラップタイムを引き出すことも難しいし、予選で限界まで攻める自信も持てない。今回は金曜日だったけれど、予選ではいつもその難しさを感じている」「今は100%のパフォーマンスを安定して発揮することに苦労している。SQ1とSQ2ではかなり良い感触があって、SQ3にも自信を持って臨めた。でも最後はマシンをまとめ切れなかった。今のマシンを、本来あるべきレベルまで感じ取れていないんだ」