シャルル・ルクレールは、F1オーストリアGPでフェラーリのポテンシャルを「最大化」したと評価したががレッドブルに挑戦するためには「やるべきことがたくさんある」と認めた。ルクレールはレッドブルリンクで安定したレースを展開し、勝者マックス・フェルスタッペンに次ぐ2位でフィニッシュ。初期のバーチャルセーフティカー期間中にフェルスタッペンをアンダーカットした後、10周の間レースをリードしたこともあった。
バクーに次いで今季2度目の表彰台を獲得したルクレールのパフォーマンスは、予選2位の結果に続き、オーストリアでフェラーリがSF-23に導入した改良されたフロントウイングとフロアのパッケージを実証した。「金曜日も今日も、僕たちが持っているものを最大限に発揮できたと思う」とルクレールは語った「昨日の方がペースを逸していた(ルクレールは土曜のスプリントイベントで12位に終わった)。でも表彰台に戻れてうれしい」「マシンをアップグレードしたことで、あのようなコンディションでもフィーリングが少し良くなったし、将来的に良いことだと思う」「チームはこれらのアップグレードを早期に導入するために素晴らしい仕事をしてくれた。それは素晴らしいことだ。でも、明らかにまだやるべきことがたくさんある。マックスとペレスは非常にペースが速かったからね」VSCの下でドライバーをピットインさせ、フレッシュタイヤに交換するというフェラーリの決断は有益だった。そのおかげでルクレールはレースのリードを奪い、フェルスタッペンの249周連続首位走行に終止符を打つことができた。だが、その一方でルクレールは彼がレッドブルのライバルを抑えられる可能性について幻想を抱いていなかったと語る。「僕たちはダーティーエアでかなり苦戦しているし、レース全体を長期的に見れば、マックスのレースペースを維持するのは難しいことはわかっていたけど、トラックポジションを獲得しようと試みた」とルクレールは説明した。「頑張ったけど十分じゃなかった。でも少なくとも、表彰台に戻ってくることができて良かった」
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