フェラーリのシャルル・ルクレールは、2022年にメルセデスに移籍して7回のF1ワールドチャンピオンのチームメイトとなるジョージ・ラッセルに「王者から学び、楽しむ」ようアドバイスした。シャルル・ルクレールは、2019年にミッドフィールドのザウバーからフェラーリに移籍。4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルのチームメイトとなった。
二人とも23歳と同い年だが、シャルル・ルクレールの方がトップチームでの経験がある。メルセデスでルイス・ハミルトンのチームメイトとなるジョージ・ラッセルに何かアドバイスはあるかと質問されたルクレールは、2019年にベッテルのチームメイトとしてフェラーリに移籍した当時のことを振り返った。「ジョージ関しては、僕から言うことはあまりない」とシャルル・ルクレールは語った。「彼は自分に何が必要かを知っている。彼にとってそれは素晴らしい機会であり、非常に良いポジションでもある。なぜなら、僕が最後にセブと一緒だったように隣に複数のワールドチャンピオンがいるからだ。もちろん、僕たちは若いので素晴らしい機会だ。何ができるかを示し、最高のドライバーから学ぶことがでる」「だから、そこでの時間を楽しんで、自分にあまりプレッシャーをかけないことだね」4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、2019年にシャルル・ルクレールの勢いが脅威となった。シンガポールで1勝を挙げたベッテルだが、ベルギーとイタリアで2勝を挙げたルクレールにランキングで24ポイント差をつけられた。若いドライバーをチームメイトに迎えるルイス・ハミルトンに何かアドバイスはあるかと質問されたセバスチャン・ベッテルは「分からない。ルイスは年齢を重ねているし、あまりアドバイスは必要としないだろう」とコメント。「すべての状況もすべて異なる。新しいチームメイトとレースをするのは、常に両方の側で学ぶことができると思う」「シャルルがチームに加わったときを振り返れば、僕はいつもとてもオープンで率直だった。シャルルからも働き方を学んだし、僕たちの間ではとてもストレートだった。素晴らしい関係だった」