フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、6月13日・14日に開催されたバーチャルレース『ル・マン24時間バーチャル(24 Hours of Le Mans Virtual)』に参加。結果は振るわなかったが、“本物のル・マン24時間レースに参戦したくなった”と語った。新型コロナウイルスの発生により実際のレースは9月末まで延期されたたことを受け、ル・マン24時レースの主催者は総勢200名が参加する世界最大級のオンラインレースを開催した。
シャルル・ルクレールは、アルファロメオのF1ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィ、2人のプロシムレーサーとともにFERRARI - AF CORSE 52号車で参戦。レースでは技術的なトラブルによってピットレーンでマシンが逆さまになるというトラブルもあり、GTEクラス18位、総合52位という成績でレースを終えた。それでもシャルル・ルクレールは、耐久レースを楽しんだと語り、いつか本物のル・マン24時間レースに出場したいと語った。「みんな、24時間ずっと応援してくれてありがろう」とシャルル・ルクレールはTwitterに投稿。「最初の8~9時間はポジションを争えてとても楽しかった。いくつかの問題があって、レースのフィニッシュを目指すだけになってしまったけど、それでも楽しかった。こうなると、本物ル・マン24時間レースに参戦したくなったよ」「笑っていいのか泣いていいのか・・・やっとレースに戻れたのに、ピットを出たらクルマが勝手に逆さまになった」(シャルル・ルクレール)アルファタウリ・ホンダF1のピエール・ガスリーは、VELOCE ESPORTS 1でジャン・エリック・ベルニュと組んで現役F1ドライバーでは最高位となる5位でレースをフィニッシュ。フランス出身のガスリーも将来的なル・マン24時間レースへの参戦に興味があると語った。初開催のル・マン24時間バーチャルで5位。バーチャルレースにこんなに興奮するなんて思ってもみなかったよ。とてもクールな体験だった。いつか本物にも参加したいね! でも、今は寝る時間だ・・・」ピエール・ガスリーは、ル・マン24時間バーチャルをフィニッシュした後、F1の公式イベントであるF1バーチャル・カナダGPにも参戦。予選でペナルティを受けて17番手からスタートしたガスリーは、決勝でもペナルティを多数受けたことで失格となった。関連:ル・マン24時間バーチャル:Rebellion Williams Esports 1号車が優勝
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