シャルル・ルクレールは、2019年のF1エンジンについてFIA(国際自動車連盟)フェラーリが秘密の和解に達したことに反対しているライバルチームは、FIAを信頼しなければならないと語る。FIAは、プレシーズンテスト終了後に声明を発表し、フェラーリの2019年のF1パワーユニットの調査を実施したこと、そして、フェラーリと合法性について秘密の和解に至ったことを明らかにした。
非フェラーリ系の7チームは、その声明を不服とし、内容についての完全な開示と透明性と求めた。レッドブル・ホンダF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、フェラーリの不正行為によって失われた賞金を取り戻すと息巻いている。今週、2020年の開幕戦を迎えるオーストラリアで、初めてフェラーリはF1チームとメディアの両方に直面。シャルル・ルクレールはチームとそのプライバシーの観点を擁護した。「彼らは彼らの仕事をするためにもFIAも信頼するべきであり、彼らが絶対にすべてを説明しないことは完全に理解できると思う」とシャルル・ルクレールはアルバート・パークで言った。「すべてのパーツについて、僕たちにも多くの作業がある。したがって、このすべてを公開すると、チームが行ったすべての作業を公開することになってしまう」「僕は自分のチームを確実に信頼している。すべてが問題なかったことを確認するためにFIAを信頼しているし、僕にとってはもう終わったことで、将来に目を向けている」フェラーリのF1エンジン問題の核心は、レギュレーションで定められている燃料流量制限の100kg/hを超過してパワーを得ていたかどうかを中心に展開。レッドブルがそれを指摘し、技術指令が発行されたF1アメリカGPで連続ポールポジションが途絶えたことが引き金となった。フェラーリは、パフォーマンスの低下と技術指令に関連性はなく、ダウンフォースを増加させたことによってトップスピードのパフォーマンスに変化があったと説明した。「バルセロナで言ったようにダウンフォースを追加したからだと思っている」とシャルル・ルクレールは説明した。「マシンにダウンフォースを追加した結果、ストレートでスピードを失ったけど、それは想定されていたことだ」「今年。僕たちがそれをやり過ぎたかどうかはわかりますが、特にバルセロナではコーナーをかなり速く走れていたのは確かだし、それが主な理由だと思う」先週、2020年のF1レギュレーションの最終調整が行われ、すべてのマシンの最小重量が1キログラム増加した。これは、FIAがフェラーリのF1エンジンを調査した結果、新しい燃料流量計を導入されたためだと考えられている。