フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1イギリスGPの予選でメルセデスのタイムにかなり近づくことができたのは驚きだったと振り返る。週末の入りではメルセデスに大きな差をつけられていたフェラーリだったが、最終プラクティスで好転。シャルル・ルクレールはポールシッターのバルテリ・ボッタスから0.079秒差の3番手で予選を終えた。
「自分のラップにはとても満足している。最終コーナーではもう少しうまくやれたかもしれないけど、それほど悪くはなかった」とシャルル・ルクレールはコメント。「全体的にパフォーマンスにはとても満足している。メルセデスとかなり僅差だった。予想していなかったことだし、僕たちは今週末はもっと苦戦すると考えていた」「FP1からマシンのフロントエンドに苦労していたし、予選でもまだそうだったけど、少し軽減していた。だから、僕たちにとって良い予選だったと思う。もちろん、もっと高い位置を望んではいたけど、今日の3番手はかなり良い結果だと思う」フェラーリは金曜日のプラクティスでロングランのペースに苦しんでおり、かなりタイヤが摩耗していた。そのためシャルル・ルクレールは2台のメルセデスに挑戦するのは難しいだろうと考えている。「金曜日のレースシミュレーションを見れば、とても難しいレースになると思う。少なくともルイスのレースペースはとても強力だった」とシャルル・ルクレールは語る。「僕たちはそこに取り組む必要がある。レッドブル・ホンダもレースではとても速いと思うし、厳しい戦いになるだろう。スタートでポジションを上げることができれば、オーバーテイクがかなり難しいトラックなのでチャンスはあるかもしれない」「でも、それができなければ、メルセデスを倒すのはとても難しいだろう」