フェラーリのシャルル・ルクレールは、F1バーレーンGPの決勝レースで終盤まで完璧なレースでトップを走行していたが、終盤にパワーユニットにいトラブルが発生。3位でレースを終えたが“モータースポーツにはこういうこともある”と前を向く。ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレールは、序盤に順位を落としたものの、すぐに挽回してトップを走行。
一時は2位に8秒以上の差をつけて初優勝は確実かと思われたが、46周目にパワーユニットに異常が発生。MGU-Hの故障とみられるトラブルで5秒以上タイムを落とす。そして、48周目にルイス・ハミルトン、54周目にバルテリ・ボッタスに抜かれて3番手まで順位を下げた。しかし、55周目にルノーの2台のリタイアによってセーフティカーが入ったことで3位でフィニッシュ。F1初表彰台を獲得するとともに、ファステストラップも記録して16ポイントを獲得した。レース後、シャルル・ルクレールは「仕方がない。モータースポーツにはこういうこともある。僕たちの日ではなかったんだろうね」とコメント。「でも、オーストラリアからうまく挽回できた。もちろん、がっかりしているし、チームもそうだと思う」シーズン中にこういうこともあるかと思う。ラッキーなときとそうでないときがね。最後にセーフティカーが入らなかったら、もっと順位を落としてたかもしれない」「辛いけど、チームに感謝している。今週末ここまでこれてよかったと思う。レース中は強さがあったけど、今日は3位になってしまったけど、仕方ないことだ」「僕は結果というよりも、いつも自分に何ができるかを重要視しているし、クルマのポテンシャルをもっと引き出したいと思っている」「今回はたまたまこうなってしまった。でも、ルイスとバルテリにおめでとうと言いたい」優勝したルイス・ハミルトンは「シャルルは頑張ったし、本人もがっかりしていると思う。今回僕たちはラッキーだった」とルクレールをねぎらった。「彼はこれからどんどん優勝を重ねていけるドライバーだ」関連:F1バーレーンGP 結果:波乱のレースをルイス・ハミルトンが制す
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