ハースF1チームは、2019年にシャルル・ルクレールを乗せるというフェラーリからの要求を拒否したとされ、ルクレールのフェラーリ昇格の噂が熱を帯びている。フェラーリの新CEOに就任したルイス・カミッレーリは、キミ・ライコネンを続投させたいと考えているとされているが、前会長のセルジオ・マルキオンネが決断していた生前にシャルル・ルクレールと契約するという選択肢が尊重されるのではないかとも噂されている。
すでに複数の情報源は、フェラーリはシャルル・ルクレールを起用することを決断し、契約も同意に達していると報じている。イタリア人ジャーナリストのルカ・ブデルは「キミは自分の契約が更新されないことを知っているので、モンツァで楽しめなかったのかもしれない」との見解を示している。また、 La Gazzetta dello Sport の記者を務めるピノ・アリビエも「我々はシャルルが加入するのではないかとうすうす感づいている」とコメント。「フェラーリは別のチーム(ハース)に彼を加入させようとしたが、答えはノーだった。シャルルは2年しか契約していない。なので、状況は彼に優勢となった」ハースのチームプリンシパルを務めるギュンター・シュタイナーは、シャルル・ルクレールとエステバン・オコンが2019年のドライバー候補だと語っていたが、ルノーとマクラーレンへの移籍が実現せず、フォースインディアのシート喪失の危機にあるエステバン・オコンの来季の移籍先は狭まっている。シャルル・ルクレールは、2019年にザウバーから昇格するとの噂に関しては語らなかったが、常にセルジオ・マルキオンネ会長からのサポートには感謝しているとし、2019年に自分がフェラーリでF1を戦う準備ができているかどうかは判断するのはフェラーリだと語る。「僕にはわからない。今では彼らはドライバーとしての僕のことを十分にわかってるし、十分かどうかは彼らが決めることだ」とシャルル・ルクレールはコメント。「僕はまだ若いし、学ばなければならないことはたくさんある。でも、僕がフェラーリで走るという状況になるのあれば、僕の夢が叶うことになる。でも、自分では準備ができているかどうかは言えない。彼ら次第だ」
全文を読む