フェラーリの育成ドライバーであるシャルル・ルクレールは、ストフェル・バンドーンやピエール・ガスリーのように日本でスーパーフォーミュラに参戦することなく、2018年にストレートにF1に進めることを願っている。今年、F2選手権を支配しているシャルル・ルクレールだが、2015年のストフェル・バンドーン、2016年のピエール・ガスリーと同シリーズのチャンピオンたちは1年間スーパーフォーミュラに参戦しつつ、F1デビューを待たなければならなかった。
2018年の選択肢としてスーパーフォーミュラに参戦する可能性について質問されたシャルル・ルクレールは「正直、日本に行かない方が好ましいね」とコメント。「でも、今年の終わりにはどうなるかわかるだろう。日本に行かなくてもいいことを願っている」シャルル・ルクレールは、F1マレーシアGPのフリー走行1回目にザウバーから出走した。今シーズン中、ザウバーでのフリー走行はあと3回予定されている。フェラーリは、2018年にザウバーを事実上のジュニアチームとして利用したいと考えており、シャルル・ルクレールは2018年のザウバーのF1ドライバーとして候補に挙げられている。シャルル・ルクレールは、フェラーリと彼のマネージャーであるニコラス・トッドが「多くの話をしている」ことを認めつつも、彼らは自分がF2に集中できるように交渉の進展具合を知らせないように決めていると述べた。来週末のヘレスでF2でタイトルを獲得する可能性があるシャルル・ルクレールは「それについてはとても満足している。正直、あまり多くは知りたくないんだ」とコメント。「今年はF2選手権で勝つという目標がある。その後のことは後のことだ」「フェラーリとニコラスが僕のために2018年の最高の場所を確保するために懸命に仕事をしてくれると確信している」「今年の序盤から僕がF2でやっているような仕事を続けることができれば、彼らは僕のための場所を見つけてくれるだろう」シャルル・ルクレールは、2018年にザウバーで印象を残すことができれば、2018年にキミ・ライコネンに代わってフェラーリに加入する可能性もあるとみられている。2019年までにフェラーリで走る準備はできるかと質問されたシャルル・ルクレールは「フェラーリで走るチャンスがあるなら、誰もがフェラーリで走るだろう」とコメント。「まず今年はF2に集中しているし、来年も集中して、2019年にどうなるか見てみるつもりだ」同じフェラーリの育成ドライバーのアントニオ・ジョビナッツィも2018年のザウバーのシート候補に挙げられており、今年はハースで金曜フリー走行を走っている。フェラーリから2018年について何か知らせはあったかと質問されたアントニオ・ジョビナッツィは「まだ3回のFP1が残っているし、チーム、そして、フェラーリのためにもそこで良い仕事をしたいと思っている」とコメント。「フェラーリが決めることだ。もちろん、来年の目標はフルシーズンを戦うことだけど、フェラーリが決定することだ」「すぐに知りたいけど、どれくらいかかるは重要ではない。重要なのは来年クルマに乗ることだ」