ケータハムを買収したEngavest SA 「所有権はフェルナンデス」7月にケータハムを買収してチーム運営を行ってきた投資家グループ『Engavest SA(エンゲーベストSA)』は、トニー・フェルナンデスがチーム所有権を譲渡していないため、ケータハムの将来はフェルナンデスが責任を負うべきだと主張した。
チーム創設者のトニー・フェルナンデスは、F1エントリー権を持つ1Malaysia Racing Teamをスイスと中東の投資家グループに売却。F1イギリスGP前からはHRTの元チーム代表者であるコリン・コレスがアドバイザーを務めるエンゲーベストがチームを運営してきた。しかし、エンゲーベストは、代金を支払った分の株式を受け取っていないと主張している。 今週、ケータハムのマシンを製造・供給しているケータハム・スポーツが破産手続きを開始し、23日(木)にはスタッフがファクトリーから締め出された。エンゲーベストSAは23日に声明を発表。チームの責任者は今もトニー・フェルナンデスだと述べた。 「エンゲーベストSAは、トニー・フェルナンデスおよびケータハム・グループと1マレーシア・レーシング・チーム/ケータハムF1の株式取得について売買契約に署名した」「エンゲーベストSAは、株式の購入価格の支払いを含め、前提条件をすべて満たした」「しかし、株式がまだ譲渡されていないため、フェルナンデス氏は依然としてケータハムF1のオーナーであり、その活動の全責任を負っている」
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