アンドレ・ロッテラーは、今週末のF1イタリアGPでのケータハムからの出場を断った。これまで、F1イタリアGPではスペイン出身のルーキー、ロベルト・メルヒが出走すると見られていた。しかし、ロベルト・メルヒは義務的なF1スーパーライセンスを取得できなかった模様だ。Diario AS によると、ケータハムのコリン・コレスの“プランB”は、金曜フリー走行1回目にロベルト・メルヒを走らせ、残りのレース週末をアンドレ・ロッテラーが走るというものだっという。
アンドレ・ロッテラーは、当初F1イタリアGPで再びレースをするというコリン・コレスの提案を受け入れたが、後に考えを変えたと述べた。「疑いはあったけど、チームが強く勧めるので、僕は受け入れた」とアンドレ・ロッテラーはコメント。「でも、火曜日にコリン・コレスが一回目のプラクティスセッションでメルヒが僕の代わりに走ると僕に伝えたとき、僕は考えを変えて、彼らに参加しないことを伝えた。僕はF1では新顔だし、走る必要がある」とアンドレ・ロッテラーは説明した。現在、ロシアの支援があるロベルト・メルヒが、フルレースに出場できるスーパーライセンスを取得するためのFIAの条件を満たすために金曜日にスペインで走行を行うことが計画されているという。「僕には300kmの走行が必要だ。金曜日にこのテストを行うことができれば、そのあと次のグランプリでグリッドに並ぶための経験を積むためのまたバツの機会がある」「段階的に進めるのがベストだ」とロベルト・メルヒは付け加えた。アンドレ・ロッテラーが辞退したことで、F1イタリアGPのレースシートには小林可夢偉が復帰するとの見方が強まっている。