ケータハムは、F1オーストリアGPの予選で、小林可夢偉が20番手、マーカス・エリクソンは22番手だった。小林可夢偉 (20番手)「以今回はここ最近のレースとは違ったセットアップを試しました。それがうまく機能して、直接のライバルとのギャップを縮めることができたし、他のサーキットではさらに効果があると思います」
「オーストリアでセットアップ変更がうまく機能したということは、このサーキットは空力に与える影響が少ない部類に入るので、シルバーストンのように空力のパフォーマンスがカギとなるサーキットではさらに効果があると思います。これはチーム全体にとって非常にいい結果です。このセットアップ変更で、今シーズンこれまでで一番いい予選アタックになったと思います。もしかするとあとコンマ1秒ほど絞り出せたかもしれませんが、とにかくほぼ全周に渡り全開だったし、直近のライバルに対して、実際のタイム差よりも近い位置で予選を終えることができてよかったです。明日は1コーナーからライバル達と集団での戦いになるので面白いレースになります。そのため今シーズンうまくいっている戦略とピットストップが、より大事な役割となるはずです」マーカス・エリクソン (22番手)「フリー走行3回目の最初のラップから、以前よりもクルマに満足できていた。トラクションは改善したし、バランスも良くなって運転しやすかった。ブレーキングの部分でまだタイムが縮められそうだったので、そこに取り組みたかった。なので、2〜3周そこを見て、予選とレースに向けて少し進歩したと思った。Q1ではスーパーソフトで2回走ったけれど、クリーンなラップをまとめられることができなかったし、どう見てもがっかりするようなタイムに終わってしまった。タイムシートからはルノーエンジンのチームが明らかにパワーで苦しんだように見えるし、短いサーキットでの多くのトラフィックと合わさって、僕のフライングラップのどれもて3つのセクターをクリーンにつなげることができなかった。その結果、僕の最終的なタイムは実際のペースを反映してはいないけど、そういうものだ。今はレースに集中しているし、今日の遅れを取り戻したい。ここでは燃料を積んだ状態でも問題なかったし、運も少し味方してくれると思う。だから、明日はそうなることを期待している。それが実現してもしなくても、自分にできるベストを尽くす」関連:F1オーストリアGP 予選:フェリペ・マッサがポールポジション!
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