小林可夢偉が所属するケータハムが存続の危機に直面しており、来週末のF1オーストリアGPから参戦を取りやめるかもしれないと報じられている。今年、ケータハムのチームオーナーであるトニー・フェルナンデスはまだF1パドックに姿をみせていないが、F1チームの売却を考えているという報道を否定する声明を発表している。
「グループが大いなる計画を実現させるために、追加出資を積極的に求めていることは事実だ」とトニー・フェルナンデスは声明で述べていた。ケータハムは、10日(火)に新たな声明を発表し、ルノーとの合弁で進めていたアルピーヌブランドのスポーツカー会社の株式をすべてルノーに売却したことを明らかにしていた。現在、TwitterではケータハムケータハムのF1プロジェクトは即時停止され、来週末のF1オーストリアGPにも姿を見せることはない噂が拡散している。Speedweek は、この噂は“予算の問題”が最も大きいとし、ケータハムやトニー・フェルナンデスからまだこの件についてコメントを得られていないと伝えている。同紙によるば、今回の噂では、ケータハムは、F1チームだけでなく、エアアジア・ケータハムというチーム名で参戦している2輪レースのモト2クラスのチームも撤退することになると言われているという。先週のF1カナダGPでは、ケータハムが、2015年から新規F1参入を目指している「フォルツァ・ロッサ」との間で買収に関する話し合いが行われたと噂されていた。
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