ケータハムは、F1カナダGPの予選で、小林可夢偉が20番手、マーカス・エリクソンが21番手だった。小林可夢偉 (20番手)「フリー走行3回目は昨日よりもいい形で始まりました。タイヤのウオームアップもよかったし、ブレーキングの問題も改善されていました。昨晩の仕事がうまくいったと思います。まだトラクションやシケインでのアンダーステアなどの課題がありますが、全体的によくなっていました」
「予定通りのプログラムを走っていましたが、最後のパフォーマンスランの時、ギヤボックスに問題が起きクルマを止めなければなりませんでした。昨日のフリー走行2回目で、マーカスのクルマに起きたトラブルに似ています。予選に向けて昼休みの間にメカニックがなんとかクルマを直してくれました。予選はスーパーソフトで2回出走しましたが、セッションの最後に赤旗が出たため、タイムアップが出来ませんでした。クルマはフリー走行3回目よりも改善され、バランスも良くなっていました。最後のアタックは、最初のコーナーふたつでコンマ数秒タイムアップしていましたが、赤旗で中断せざるをえず20番手でした。ギヤボックス交換のペナルティがあるのでグリッド最後方からのスタートになります。とにかく僕にできることは、チームみんなと同様に最後まで戦うことです。厳しい週末になっていますが、前回のレースのようになにが起きるか分かりませんので、明日はそうした時に、しっかりとモノにできるポジションにいなければなりません」マーカス・エリクソン (21番手)「昨夜、それなりのステップを果たしたことがFP3ですぐに明らかになった。特に金曜日の両セッションで問題だったブレーキングが良くなっていた。でも、タイヤを素早く作動領域に入れることにはまだ苦労していた。それでも各ラップのクルマの感触は良かったs、セッションの終わりには良い進歩を遂げられた。Q1は早めにコースに入って、スーパーソフトで2回走った。どちらの走行でもまだタイヤのウォームアップに問題があったけど、パフォーマンスは午前中のセッションと比べて少し改善していたので、もう少しハードにプッシュできた。残念ながら、最後のフライングラップでは、ターン9で2台のクルマついて走っていたらリアのコントロールを失ってしまい、ウォールに接触して予選が終わってしまった。今週末は間違いなく僕にとってもチーム全体にとっても難しい週末だ。ここでは十分な強さがなく、かなり厳しいレースになるだろう。でも、ベストを尽くす準備はできている。それはチームのみんなも同じだ」関連:F1カナダGP 予選:ニコ・ロズベルグが2戦連続ポールポジション
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