ケータハムは、2014年からもルノー・エンジンを継続することを認めた。ケータハムは、2011年からルノー・エンジンを使用しているが、新しいV6エンジンが導入される2014年にルノーがエンジン価格を値上げすることで、別の選択肢を検討していると報じられていた。ケータハムは、市販車でルノーの子会社アルピーヌと提携しており、スポーツカーの生産で共同で取り組んでいくとしている。
ケータハムのオーナーであるトニー・フェルナンデスは「我々はルノーと自動車のパートナーシップを結んでいる」とコメント。「我々のF1カーは、市販車で再現されていくことになる。ケータハムにDRSとKERSとともにルノーエンジンを見ることになるだろう」「我々は長期的なパートナーだ。レーシングチームに関してだけでなく、ビジネスにおいてもそうだ。自動車ビジネスは不可欠だ」トニー・フェルナンデスは、彼のチームがF1に参入した際に、コストを下げることを約束されていたとし、現在のF1の財政状況は理想的ではないと認めた。「マックス・モズレーが最初に我々にF1について話したとき、コストは下がっていくと思っていた」「1人の人間を非難することはできない。スポーツ自体だ。新しい投資家のためにコストは下がると思われていた。だが、実際には上がっている」「以前はタイヤは無料だったが、今は有料だ。エンジンも上がっている」現在、ルノー・エンジンを搭載するウィリアムズは、メルセデスと契約間近だと報じられており、ロータスもメルセデスもしくはフェラーリという選択肢を検討しているとされている。