カルロス・サインツJr.は、チャンピオンシップで優勝を争う可能性のある年にスクーデリア・フェラーリを去ることを残念に思っていると表明した。カルロス・サインツJr.は、今シーズン開幕前に、2025年にマラネロを拠点とするチームでルイス・ハミルトンに交代することが決まった。フェラーリは今シーズン好調で、コンストラクターズ選手権では現在マクラーレンに36ポイント差で追っているが、ドライバーズ選手権を争うには年間を通して安定感が欠けていた。
しかし、シーズン終盤の好調さからタイトル争いに加わっており、フェラーリは来シーズンをこの状態でスタートしたいと考えている。そうなれば、ドライバーたちがチャンピオンシップを争うことになるだろう。シーズン終了とともにウィリアムズに移籍するカルロス・サインツJr.は、フェラーリを良い雰囲気で去ると主張している。「僕は良い気分で去る。今年2勝を挙げ、シャルルと合わせれば3勝を挙げたという事実が、この数年間チームで行ってきた努力のすべてを示している」とサインツはメディアに語った。「チームが日曜日に見せるパフォーマンス、昨年は我々の弱点だった日曜日に、今年良いマシンを作ることができたという事実」「予選が弱点だった時期に、最近予選が改善されたという事実、それはチームがうまく連携していることを示している」「僕たちは正しい方向に向かって仕事をしている。シーズン中盤の弱点は解決されつつある。予選の弱点も解決されつつある。2年前の戦略の弱点も解決されつつある。シーズン中盤のバウンシングの弱点も解決されつつある」「うまくいっていることがたくさんあるし、チームもうまく機能している。僕はそれをとても誇らしく思っている。なぜなら、僕らは今、とても堅固なチームであることを示しているからだ」「そして、それが僕を幸せな気持ちにさせる。僕がこのチームに貢献できたことが、僕を幸せにしてくれるんだ」「でも同時に、来年がその年になるかもしれないと思うと悲しい。僕はここにいない」