カルロス・サインツJr.(スクーデリア・フェラーリ)は、2022年F1第11戦オーストリアグランプリの決勝をリタイアで終えた。前戦シルバーストンでF1初優勝を果たしたカルロス・サインツJr.は、日曜日のレッドブルリンクでは優勝したチームメイトのシャルル・ルクレールのペースには及ばないように見えたが、それでもマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)を抜いて2位表彰台は確実かと思われた。
しかし、71周のレースの56周目にF1-75のエンジンカバーから出火。ターン4で出口に車を停めた。厄介なことにそこは勾配がついており、車は後ろに後退し、炎が迫るなかで車から飛び降りるのに苦労した。「とてもトリッキーな状況だった。飛び降りたかったけど、車が後ろに転がっていった。永遠に後退したくはなかったし、車に火がついているのは分かっていた。マーシャルが来るのを待っていた。彼らはなかなか来なかったし、少し時間がかかったけど、なんともなかった」とカルロス・サインツJr.は説明した。危機を回避したカルロス・サインツJr.には「簡単なワンツー」が達成できたはずの失望が残ることになった。「非常に簡単な2位とチームとして1-2に向かっていた。チームにとって非常に大きな結果だ」とカルロス・サインツJr.は語った。「特にハードタイヤで僕たちはとても速かったし、シャルルに追いつこうとしているところだった。良い兆候は僕にはペースがあったし、とても素晴らしい勢いがあったことだ」「でも、僕のシーズンのストーリを見ているようだ。少し勢いがつくと、何かがうまくいかなくて、それを続けるのが困難になる。今週末、僕たちは非常に速かったし、チームにとって簡単な1-2だったはずだ」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿
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