フェラーリF1のカルロス・サインツは、F1アゼルバイジャンGPの予選Q3で角田裕毅がクラッシュしたことで2戦連続でポールポジションに挑むチャンスを逃したことへのやり場のない気持ちを語った。今週末も好ペースを見せていたフェラーリF1だが、カルロス・サインツはまたも予選Q3の赤旗によってアタックのチャンスを失い、5番手で予選を終えた。
クラッシュした角田裕毅の後ろを走行していたカルロス・サインツは、クラッシュを回避しようとしてターン3のランオフエリアで滑り込みウォールに接触した。「僕がラップのスタートでユウキに近づきすぎたのが悪いんだけどね」とカルロス・サインツはコメント。「予想通り、最後の3コーナーで大規模な渋滞が発生した。FIAはこれを許そうとはしなかった。でも、前の誰かがいい加減なことをしたせいで、全員が大渋滞になった」「でも、あまりに近づきすぎてラップをスタートしてしまったのは僕だ。ターン1とターン2では非常に速かったけど、ユウキがロックアップして目の前でクラッシュするのが目に入った。コーナーを進んでラップを続けるか、それともブレーキを強く踏んで衝突を回避するかを悩んだ結果、自分自身をクラッシュさせてしまった」「ちょっと残念だ。起こるべきではなかった。また予選だし、またチャンスを逃してしまった」とカルロス・サインツは前戦F1モナコGPに続く不運を嘆く。「今日はがっかりしている。繰り返しになるけど、2週連続でポールポジションを争うことができたはずだったし、いつも目の前で何かが起こる。とてもがっかりしている。嘘をつくつもりはない」「同時に、チームにとっても幸せなことであり、我々が良くなっていることを示すことができてうれしい。明日は挽回に努める」 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 2021年 F1アゼルバイジャンGP 予選 結果1.シャルル・ルクレール(フェラーリ)2.ルイス・ハミルトン(メルセデス)3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)4.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)5.カルロス・サインツ(フェラーリ)6.ランド・ノリス(マクラーレン)7.セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)8.角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)9.フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)10.バルテリ・ボッタス(メルセデス)11.セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)12.エステバン・オコン(アルピーヌ)13.ダニエル・リカルド(マクラーレン)14.キミ・ライコネン(アルファロメオ)15.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)16.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)17.ミック・シューマッハ(ハース)18.ニキータ・マゼピン(ハース) アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) ランス・ストロール(アストンマーティン)