カルロス・サインツは、2021年にフェラーリのF1ドライバーになることが決定。スペイン出身の先輩ドライバーであるフェルナンド・アロンソと類似したF1キャリアを辿ることになった。カルロス・サインツは2015年にトロロッソでF1デビュー。トロロッソの前身は2001年にフェルナンド・アロンソがF1デビューを果たしたミナルディだ。
フェルナンド・アロンソは、翌年にテストドライバーとしてルノーに移籍。2005年と2006年に2回のF1ワールドチャンピオンを獲得した後、2007年にマクラーレンに移籍。その後、フェラーリで5シーズンを過ごしている。カルロス・サインツは、2017年シーズン途中にルノーにローン移籍という形で加入。2018年もルノーでF1を戦った後、アロンソの後任として2019年にマクラーレンに移籍。そして、今回のフェラーリ移籍へとつながっている。戦歴こそ異なるものの、奇しくも二人はトロロッソ(ミナルディ) → ルノー → マクラーレン → フェラーリという共通の道を歩むことになった。フェルナンド・アロンソと同じスペイン出身のカルロス・サインツは、子供の頃にアロンソがルノーでダブルタイトルを獲得したのを見てF1ファンになったと語っている。2018年にF1を離れたフェルナンド・アロンソだが、今回のカルロス・サインツのフェラーリ移籍がきっかけとなって生まれたルノーの空席で2021年にF1復帰を果たすと噂されており、13歳差の二人が再び同じコースでバトルを展開することになるかもしれない。 この投稿をInstagramで見る FORMULA 1®(@f1)がシェアした投稿 - 2020年 5月月14日午前11時30分PDT