カルロス・サインツは、マクラーレンと2年契約を結んだことで、初めて来年自分の愛機となることをわかってF1マシンを開発できることが大きな助けになると考えている。昨年レッドブルに籍を置きながらルノーにローン移籍していたカルロス・サインツは、今年マクラーレンと2年契約を結んで完全移籍。複数年契約はサインツにとって初めてとなる。
来年のマクラーレンのマシン開発の重要性について質問されたカルロス・サインツは「そうだね、ルノーとのシーズン後半もかなり奇妙だった」とコメント。「2年契約で、マクラーレンに加入するのを楽しみにしていた。ドライバーが1つのチームで過ごす時間が長いほど、ドライバーはそのマシンで速くなると強く信じている。これは、すべてのチームでかなり見ることができるルールだ」「レッドブルのマックス(フェルスタッペン)でそれを見ることができる。レッドブルでの長い間、彼はより強くなり、ルイス(ハミルトン)もメルセデスとで毎年強くなっている」「ミッドフィールドを例に挙げれば、レーシングポイントのチェコ(セルジオ・ペレス)は、彼はレーシングポイントとチームを非常によく知っており、週末の非常に強いレースを実行するのに役立っている」「マクラーレンでこれを手に入れるのを楽しみにしていた。僕たちはすでにシミュレーターで来年のマシンの開発に取り組んでいるし、週末ごとに開発を続け、来年のマシンに必要なものをファクトリーに提案している。それが来年に影響を与えることを願っている。マシンの運転方法と僕たちに必要なものだ非常にシンプルだ。マシンを数年間開発していくことはドライバーとして理にかなっている」カルロス・サインツは、競争力に欠けるシーズンを過ごしてきたマクラーレンに加入したが、今季、チームは印象的な復活を果たし、コンストラクターズ選手権4位を獲得した。カルロス・サインツは、マクラーレンでの最初のシーズンはもっと厳しいものになると予想していたことを認めるが、マクラーレンのコース上の力強いパフォーマンスと同じように、コース外での努力は後押しとなったと語る。「僕の自信、そして、チーム内の自信、そして、今年の彼らの仕事へのアプローチは、トロロッソとルノーでやらなければならなかったような短期的なものではなく、中期的なプロジェクトに重点を置いている」とカルロス・サインツはコメント。「自分自身を証明することをそれほど焦っていなかったので、よりリラックスしていたことも、シーズン中のいくつかの困難な瞬間と戦うのにも役立った」「常に良い結果を得ることには頑張っているけど、中期プロジェクトと僕たちがシーズンに処理している方法などおかげで、それらを克服することが良い簡単になったと思う」